植民地政策の展開と子育ての変容 --
田中友佳子 /著   -- 勁草書房 -- 2018.10 -- 22cm -- 275,66p

資料詳細

タイトル 植民地朝鮮の児童保護史
副書名 植民地政策の展開と子育ての変容
著者名等 田中友佳子 /著  
出版 勁草書房 2018.10
大きさ等 22cm 275,66p
分類 369.4
件名 児童福祉-朝鮮-歴史-日本統治時代 , 育児-歴史-20世紀 , 植民政策(日本)-朝鮮-歴史
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1985年福岡県北九州市生まれ。津田塾大学学芸学部卒業。九州大学大学院人間環境学府博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。社会福祉士。韓国国際交流財団(Korea Foundation)Fellow、日本学術振興会特別研究員、九州大学人間環境学研究院助教を経て、現在、九州大学大学院人間環境学研究院学術協力研究員、西南学院大学非常勤講師、北九州市立大学非常勤講師等。専攻は教育史、児童福祉史、教育福祉学。主要論文「1910年代朝鮮のセブランス病院における出産・育児に関する医療宣教活動―「伝道婦人」の存在に着目して」(『日本の教育史学』教育史学会、第53集、2010年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:本書は何を問うのか. 医療宣教師によるソーシャルサービス. 朝鮮総督府による乳幼児愛護運動. 朝鮮総督府済生院養育部の孤児養育. 朝鮮総督府永興学校の感化教育と「不良児」をめぐる言説. 慶北救済会の活動展開と孤児養育の意味変化. 「生」と「政」の絡まるところ
内容紹介 近代医学に基づく「正しい」子育てと子どもの選別。孤児院や感化院における「忠良勤勉なる農民」育成。「産み育てること」に生じた変化を、統治側と被統治側を媒介した介在者の働きに着目し、植民地朝鮮に近代的養育が浸透していく過程を資料から描き出す。
要旨 宣教師、総督府、伝道婦人―啓蒙・統治・媒介を担う三者が錯綜、植民地政策の展開にともなう子育ての変容を描く。近代医学に基づく「正しい」子育てと子どもの選別。孤児院や感化院における「忠良勤勉なる農民」育成。「産み育てること」に生じた変化を、統治する側とされる側、両者を媒介した介在者の働きに着目し、植民地朝鮮に近代的養育が浸透していく過程を膨大な資料から描き出す。
目次 序章 本書は何を問うのか;第1章 医療宣教師によるソーシャルサービス;第2章 朝鮮総督府による乳幼児愛護運動―二つの転機;第3章 朝鮮総督府済生院養育部の孤児養育―孤児たちの「ユートピア」?;第4章 朝鮮総督府永興学校の感化教育と「不良児」をめぐる言説;第5章 慶北救済会の活動展開と孤児養育の意味変化;終章 「生」と「政」の絡まるところ
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-60309-1   4-326-60309-7
書誌番号 1113634908
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113634908

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