研究のための15の視角 --
中野目徹 /編   -- 吉川弘文館 -- 2018.12 -- 21cm -- 316,8p

資料詳細

タイトル 近代日本の思想をさぐる
副書名 研究のための15の視角
著者名等 中野目徹 /編  
出版 吉川弘文館 2018.12
大きさ等 21cm 316,8p
分類 121.6
件名 日本思想-歴史-明治以後
注記 索引あり
著者紹介 1960年 福島県に生まれる。1983年 筑波大学人文学類卒業。1986年 同大学院博士課程中退。国立公文書館公文書研究職を経て、現在筑波大学人文社会系教授。博士(文学)。〔主要著書〕『政教社の研究』(思文閣出版、1993年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:結社 益進会と大正地方青年 水谷悟著. 家族 長善館と鈴木家 田中友香理著. 地域 思想史の場としての佐渡 大庭大輝著. 学校 東京専門学校と「早稲田精神」 真辺将之著. 留学 漱石門下安倍能成の洋行 青木一平著. 新聞 『大阪朝日新聞』と高橋健三 中川未来著. 公文書 外務省記録からみる「協調主義」のゆくえ 熊本史雄著. 教科書 歴史教科書の思想史 竹田進吾著. 書物 明治国学者の蔵書形成 大沼宜規著. 雑誌 大正期の『日本及日本人』と三宅雪嶺 中野目徹著. 文献学 村岡典嗣と日本思想史学 高橋禎雄著. 概念 明治期における「社会」概念 木村直恵著. アジア アジアの中の人文学 笹沼俊暁著. 読者 「誌友交際」の思想世界 長尾宗典著. 翻訳 Nationalityをめぐって 中野目徹著
内容紹介 「明治の精神」「日本人の心」などといった人々の意識や心理は、何によって形作られてきたのか。明治150年を迎えた今日、近代日本を思想の歴史として研究する方法を、空間・媒体・手法の3つの視座から模索する。思想史の世界へ誘う15講義。
要旨 時の経過とともにある人々の意識や心理は、何によって形作られるのか。近代日本を思想史として研究する方法を、空間・媒体・手法の三つの視座から模索。素材史料を吟味し、思想史の方法をめぐる議論に一石を投じる。
目次 1 “空間”―思想を生みだす場(結社―益進会と大正地方青年;家族―長善館と鈴木家;地域―思想史の場としての佐渡 ほか);2 “媒体”―思想を伝える素材(新聞―『大阪朝日新聞』と高橋健三;公文書―外務省記録からみる「協調主義」のゆくえ;教科書―歴史教科書の思想史 ほか);3 “手法”―思想を分析する枠組み(文献学―村岡典嗣と日本思想史学;概念―明治期における「社会」概念;アジア―アジアの中の人文学 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-00832-7   4-642-00832-2
書誌番号 1113640407
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113640407

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