外交経験と相互認識 --
友田昌宏 /編   -- 吉川弘文館 -- 2019.3 -- 22cm -- 252p

資料詳細

タイトル 幕末維新期の日本と世界
副書名 外交経験と相互認識
著者名等 友田昌宏 /編  
出版 吉川弘文館 2019.3
大きさ等 22cm 252p
分類 210.593
件名 日本-外国関係-西洋-歴史-江戸末期 , 日本-外国関係-西洋-歴史-明治時代 , 西洋-外国関係-アジア(東部)-歴史 , 日本と西洋
著者紹介 1977年 埼玉県に生まれる。2008年 中央大学大学院文学研究科日本史専攻博士後期課程修了、博士(史学)。現在 東北大学東北アジア研究センター専門研究員。主要編著書 『戊辰雪冤―米沢藩士・宮島誠一郎の「明治」―』(講談社現代新書、2009年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:研究史と本書のねらい 友田昌宏著. アヘン戦争と駐日オランダ商館長ビック 西澤美穂子著. ユーラシア帝国ロシアの境界問題と幕末日本 山添博史著. 仙台藩儒大槻磐渓の対外観 友田昌宏著. ジャポノロジーことはじめ ル・ルー ブレンダン著. 初代駐日イタリア公使夫人の明治二年日本内地紀行 ベルテッリ・ジュリオ・アントニオ著. 明治初年のフランス領事裁判 森田朋子著. 明治新政府の外交体験と条約理解 上白石実著
内容紹介 幕末、列強諸国と日本は互いをどのようにとらえていたのか。日本に接近する諸国の意図を東アジア情勢の中でとらえつつ、未知の相手をいかに認識し、対峙したのかを思想や文化・風俗の面から考察。明治維新を19世紀の世界史的視野から多面的に描く。
要旨 幕末、列強諸国と日本は互いをどのようにとらえていたのか。日本に接近する諸国の意図を東アジア情勢の中でとらえつつ、未知の相手をいかに認識し、対峙したのかを思想や文化・風俗の面から考察。さらに不平等条約下で生じた軋轢と外交問題への対応から日本の条約理解や国内法の整備を論じ、明治維新を十九世紀の世界史的視野から多面的に描く。
目次 序 研究史と本書のねらい;1 激動の東アジア情勢と列強の対日政策(アヘン戦争と駐日オランダ商館長ビック;ユーラシア帝国ロシアの境界問題と幕末日本);2 相互認識の諸相(仙台藩儒大槻磐渓の対外観―漢詩を中心とした考察;ジャポノロジーことはじめ―パリ外国宣教会の日本学とその背景;初代駐日イタリア公使夫人の明治二年日本内地紀行―未公刊手稿とスケッチアルバムの分析から);3 条約をめぐる軋轢と異文化の受容(明治初年のフランス領事裁判―佃島漁者由次郎砲殺一件を事例として;明治新政府の外交体験と条約理解―明治三年不開港場規則・難船救助をめぐって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-03883-6   4-642-03883-3
書誌番号 1113665014
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113665014

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