メディアと社会主体の近現代史 --
藤木秀朗 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2019.2 -- 22cm -- 614,58p

資料詳細

タイトル 映画観客とは何者か
副書名 メディアと社会主体の近現代史
著者名等 藤木秀朗 /著  
出版 名古屋大学出版会 2019.2
大きさ等 22cm 614,58p
分類 778.21
件名 映画-日本-歴史-明治以後
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 ウィスコンシン大学マディソン校PhD。ハーバード・イェンチン研究所客員研究員(2006~2007年)、ウォリック大学映画テレビ研究学科客員教授(2014年)などを経て、現在 名古屋大学大学院人文学研究科・映像学分野・専門/超域文化社会センター教授。著書 『増殖するペルソナ――映画スターダムの成立と日本近代』(名古屋大学出版会、2007年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 社会主体のはじまり. 総力戦とトランスメディア的消費文化. 「国民」への動員. 「東亜民族」の創造/想像. テレビと原子力の時代への「大衆」ポリティクス. 民主としての「大衆」. 脆弱な主体としての「市民」. 「市民」の多孔的親密-公共圏. 終章
内容紹介 シネマを観る「数」のみならず、社会と多様な関係を結ぶ観客のあり様を、大正期から現在まで、民衆・国民・民族・大衆・市民をめぐる言説に注目し、変容する政治やメディア環境との交渉のうちに浮かび上がらせた、映画観客100年史。
要旨 シネマを観る「数」としてのみならず、社会と多様な関係を結ぶ観客のあり様を、大正期から現在まで、民衆・国民・民族・大衆・市民をめぐる言説に注目することで、変容する政治やメディア環境との交渉のうちに浮かび上がらせた、映画観客の100年史。
目次 第1部 民衆(社会主体のはじまり―民衆娯楽・社会教育による「民衆」と映画観客);第2部 国民(総力戦とトランスメディア的消費文化―「国民」の再定義と矛盾をめぐって;「国民」への動員―映画観客と総力戦、そして戦後);第3部 東亜民族(「東亜民族」の創造/想像―帝国日本のファンタジーと映画による動員);第4部 大衆(テレビと原子力の時代への「大衆」ポリティクス―大衆社会論、大衆文化論、マス・コミュニケーション論;民主としての「大衆」―テレビによるトランスメディア的消費文化の再編と映画観客);第5部 市民(脆弱な主体としての「市民」―戦後とリスクの時代の個人化とネットワーク化;「市民」の多孔的親密‐公共圏―自主上映会とソーシャル・メディアのトランスメディア的社会運動 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-0938-6   4-8158-0938-0
書誌番号 1113669452
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113669452

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