文学研究の基本15講 --
小平麻衣子 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2019.3 -- 21cm -- 258p

資料詳細

タイトル 小説は、わかってくればおもしろい
副書名 文学研究の基本15講
著者名等 小平麻衣子 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2019.3
大きさ等 21cm 258p
分類 910.26
件名 日本小説-歴史-明治以後
注記 著作目録あり
著者紹介 専門は近代日本文学。慶應義塾大学教授。博士(文学)。文学におけるジェンダーやセクシュアリティを、さまざまなメディアや文化の広がりのなかで研究している。著書に『女が女を演じる―文学・欲望・消費』(新曜社、2008年)、『21世紀日本文学ガイドブック7 田村俊子』(共著、ひつじ書房、2014年)、『夢みる教養―文系女性のための知的生き方史』(河出書房新社、2016年)、編著に『文芸雑誌『若草』―私たちは文芸を愛好している』(翰林書房、2018年)、論文に「林芙美子・(赤裸々)の匙かげん―『放浪記』の書きかえをめぐって」(『早稲田文学』2017年9月)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 自由に読むには、修業がいる。テクスト分析のポイントを知る。資料を探す。“あなたらしく”と“客観的”はレポートで両立する!
目次 第1部 テクストを読むとはどういうことか(実践編)(作者が偉く見える小説の作法―志賀直哉『小僧の神様』(一九二〇年);自由に読むには、修業がいる―夢野久作『瓶詰地獄』(一九二八年);語り手は葛藤する―太宰治『葉桜と魔笛』(一九三九年);時代背景を知ると、おいしさ二倍―中島敦『文字禍』(一九四二年);文庫本で読んでる?まあ、悪くないけど…の理由―井伏鱒二『朽助のゐる谷間』(一九三〇年、一九六四年);共感できない、のも研究として“あり”―川端康成『水月』(一九五三年);小説でしか語れない歴史―有吉佐和子『亀遊の死』(一九六一年);ふたたび生き方と結びつける―川上弘美『蛇を踏む』(一九九六年));第2部 研究にするための資料と態度(方法編)(文学研究は、自由だから不安である;挿絵は、本文以上に語る―久米正雄『不死鳥』を例に;作品は、読まれなくても“名作”になる―堀辰雄『風立ちぬ』を例に;資料は、あなたに掘り起こされるのを待っている―大谷藤子を例に;論争が読めれば、あなたはかなりのもの―倉橋由美子『暗い旅』論争を例に;文学史をどのように考えるか;参考文献の探し方)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2591-8   4-7664-2591-X
書誌番号 1113672800
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113672800

所蔵

所蔵は 3 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 910.26 一般書 貸出中 - 2064415673 iLisvirtual
金沢 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2072917106 iLisvirtual
港北 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2075233950 iLisvirtual