研究叢書 --
近藤要司 /著   -- 和泉書院 -- 2019.3 -- 22cm -- 488p

資料詳細

タイトル 古代語の疑問表現と感動表現の研究
シリーズ名 研究叢書
著者名等 近藤要司 /著  
出版 和泉書院 2019.3
大きさ等 22cm 488p
分類 815.7
件名 日本語-助詞-歴史-古代
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1954年 愛知県安城市生まれ。1980年 京都大学文学部卒業。1982年 神戸大学大学院文学研究科修士課程入学。1989年 神戸大学大学院文化学研究科博士課程単位取得退学。現在 神戸親和女子大学文学部教授。修士(文学)主要論文に「『万葉集』の~ムカについて」高山善行・青木博史・福田嘉一郎編『日本語文法史研究 1』ひつじ書房 2013年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:疑問係助詞カと疑問係助詞ヤについて. 上代における助詞カ〈モ〉について. 『万葉集』のカとカモの比較. 『万葉集』の助詞カと助動詞ラムについて. 文末カモの詠嘆用法について. 『万葉集』の「~ムカ」について. 『万葉集』の「~ニカアラム」について. 『源氏物語』の助詞カの不定語下接用法について. 『源氏物語』の助詞カの文末用法について. 『今昔物語集』の文末カの用法について. 上代から中古にかけての疑問表現形式の変遷. 『万葉集』のヤとヤモの比較. 『源氏物語』の助詞ヤについて. 『源氏物語』の「~ニヤ」について. 中古における疑問係助詞ヤの脱疑問化について. 助詞ヤの文中用法の変遷. 詠嘆のコトダロウをめぐって. 古代語における感動喚体句の諸相について. 『万葉集』の無助詞喚体句について. 『万葉集』のハモについて. 『源氏物語』の助詞カナについて. 『源氏物語』の助詞ヨについて. 「をかしの御髪や」型の感動喚体句について
要旨 助詞の表現への関わりと変化を調査考察。第一部では、助詞カ・ヤについて、『万葉集』『源氏物語』『今昔物語集』の用例を調査し、この二つの助詞が、疑問表現を構成する場合とそうでない場合のそれぞれの条件を考察した。第二部においては、さまざまなタイプの感動喚体句について調査考察を行い、古代語には、一語による感動文とは異質の、古代語独特の感動喚体句の形式があったことを主張している。
目次 第1部 疑問係助詞とその表現(疑問係助詞カと疑問係助詞ヤについて;係助詞カとその表現(上代における助詞カ(モ)について―文中カ(モ)の指示しているものは何か;『万葉集』のカとカモの比較 ほか);係助詞ヤとその表現(上代から中古にかけての疑問表現形式の変遷―『万葉集』『古今和歌集』の助詞ヤの用法について;『万葉集』のヤとヤモの比較 ほか));第2部 感動喚体句の諸相(古代語における感動喚体句の諸相について―関係する助詞に着目して;上代の感動喚体句について(『万葉集』の無助詞喚体句について;『万葉集』のハモについて);中古の感動喚体句について(『源氏物語』の助詞カナについて;『源氏物語』の助詞ヨについて ほか))
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0901-3   4-7576-0901-9
書誌番号 1113678735
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113678735

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