一般兵役義務と軍事言説1871~1914 --
中島浩貴 /著   -- 彩流社 -- 2019.5 -- 22cm -- 212,56p

資料詳細

タイトル 国民皆兵とドイツ帝国
副書名 一般兵役義務と軍事言説1871~1914
著者名等 中島浩貴 /著  
出版 彩流社 2019.5
大きさ等 22cm 212,56p
分類 393.25
件名 兵役-ドイツ-歴史-1871~1918
注記 欧文タイトル:Das “Volk in Waffen” und das deutsche Kaiserreich
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1977年北海道生まれ。2003年 立正大学大学院文学研究科修士課程史学専攻修了。2008年 早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。2017年 博士(学術、早稲田大学)取得。現在 東京電機大学理工学部共通教育群講師。主な著書に『ドイツ史と戦争』(彩流社、2011年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ドイツ第二帝政期における一般兵役義務言説. 義務・平等・安定. 比較のなかの軍隊. 軍事テクノクラートの世界内におけるフォルクスクリークと兵力動員. 「外敵」への対応と戦史叙述の政治化. 「国内の敵」と「外敵」に対する二正面戦略. 「外敵」に対する生存競争の道具としての精神. 軍事的オリエンタリズム. 終章
内容紹介 ドイツ帝国創世の軍事力を支えた、一般兵役義務言説。国民皆兵に伴う社会的な繋がりによって形成された様々な言説について、ドイツ帝国内におけるその位置と変化を検討する。
要旨 ドイツ帝国創成の軍事力を支えたものが一般兵役義務であったが、本書では国民皆兵に伴う社会的な繋がりによって形成された様々な言説についてドイツ帝国内におけるその位置と変化を検討する。
目次 ドイツ第二帝政期における一般兵役義務言説;第1部 ドイツ統一戦争直後の一般兵役義務言説(義務・平等・安定―ドイツ統一戦争直後の帝国議会における一般兵役義務言説;比較のなかの軍隊―独仏戦争後の一般兵役義務とその正当化);第2部 軍事テクノクラートの思考様式と軍事言説の急進化(軍事テクノクラートの世界内におけるフォルクスクリークと兵力動員―クラウゼヴィッツ『戦争論』を手掛かりに;「外敵」への対応と戦史叙述の政治化―コルマール・フォン・デア・ゴルツを中心に;「国内の敵」と「外敵」に対する二正面戦略―一般兵役義務をめぐる言説の転換と軍事雑誌上の言説の急進化;「外敵」に対する生存競争の道具としての精神―フリードリヒ・フォン・ベルンハルディを中心に);補論 軍事的オリエンタリズム―ドイツ帝国における一般兵役義務と東洋言説
ISBN(13)、ISBN 978-4-7791-2588-1   4-7791-2588-X
書誌番号 1113690091
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113690091

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