シミュレーション仮説入門 --
冨島佑允 /著   -- 河出書房新社 -- 2019.5 -- 19cm -- 197p

資料詳細

タイトル この世界は誰が創造したのか
副書名 シミュレーション仮説入門
著者名等 冨島佑允 /著  
出版 河出書房新社 2019.5
大きさ等 19cm 197p
分類 141.5
件名 思考 , 仮説
注記 文献あり
著者紹介 1982年福岡生まれ。京都大学理学部・東京大学大学院理学系研究科卒(素粒子物理学専攻)。大学院時代は世界最大の素粒子実験プロジェクトの研究員として活躍。現在は外資系生命保険会社の運用部門に勤務。著書に『「大数の法則」がわかれば、世の中のすべてがわかる!』(ウェッジ刊)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 シミュレーション仮説で、科学・哲学・宗教はどう変わるか―。「私たちは、何者かによって作られたコンピューター・シミュレーションの世界に生きているのではないか?」という議論が真剣に交わされています。SF的で現実離れした説に思えるかもしれませんが、物理学者や哲学者から、そのような仮説が提示されているのです。本書では、シミュレーション仮説をとなえるニック・ボストロム教授やイーロン・マスクの主張を取り上げつつ、この世界が仮想現実であることを示す傍証や、シミュレーションの実行者の目的、私たちの世界観に与えるインパクトなども考えていきたいと思います。
目次 序章 われわれは「マトリックス」の世界に住んでいる!?(この世は仮想か現実か);第1章 なぜ人はシミュレーションを行うのか(この世界がシミュレーションである可能性は100%?;22世紀半ばには、世界全体のシミュレーションが可能になる);第2章 「この世界はシミュレーションかも?」と思わせる傍証の数々(宇宙は精密機械のようにファイン・チューニングされている?;生物の進化は偶然か?;私たちはデジタルデータなのか?);第3章 シミュレーションの目的とは?(シミュレーション仮説は神道の精神?;シミュレーション仮説で、科学・哲学・宗教はどう変わるか;脳・心・クオリアがシミュレーション仮説のカギを握る?;シミュレーションの実行者は何者か;シミュレーションをするメリットって何だろう;「あの世」は何の役に立つ?);第4章 シミュレーション技術で未来が変わる?(賢者型シミュレーションで文明の進歩を自動化できる;賢者型シミュレーションは「究極のAI」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-25393-0   4-309-25393-8
書誌番号 1113691598
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113691598

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神奈川 公開 141 一般書 貸出中 - 2064693673 iLisvirtual