『自然権と歴史』を読み解く -- MINERVA人文・社会科学叢書 --
石崎嘉彦 /編著, 厚見恵一郎 /編著   -- ミネルヴァ書房 -- 2019.5 -- 22cm -- 332p

資料詳細

タイトル レオ・シュトラウスの政治哲学
副書名 『自然権と歴史』を読み解く
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
著者名等 石崎嘉彦 /編著, 厚見恵一郎 /編著  
出版 ミネルヴァ書房 2019.5
大きさ等 22cm 332p
分類 311.1
件名 政治哲学 , 自然法
個人件名 シュトラウス,レオ
注記 索引あり
著者紹介 【石崎嘉彦】1948年生まれ。1982年大阪大学大学院文学研究科哲学哲学史専攻博士課程単位取得退学。2009年広島大学博士(文学)。現在、摂南大学名誉教授。主著『倫理学としての政治哲学』(ナカニシヤ出版、2009年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:『自然権と歴史』の表題について 石崎嘉彦著. シュトラウスと歴史主義の問題 佐藤貴史著. 歴史主義と「哲学的倫理」としての自然的正 西永亮著. ウェーバーとシュトラウス 野口雅弘著. 歴史的研究の方法をめぐるシュトラウスのウェーバー批判 西永亮著. はじめにコンヴェンショナリズムありき 中金聡著. エピクロス哲学とレオ・シュトラウス 髙木酉子著. Classic Natural Rightの教理における最善のレジームとジェントルマン 近藤和貴著. シュトラウスにおける古典的自然権と近代的自然権 杉田孝夫著. 近代自然権論の創始者としてのホッブズ 高田純著. 政治化する哲学 中金聡著. 「近代的自然法の頂点」としてのロック 厚見恵一郎著. 秘教としてのロック,顕教としてのロック 井上弘貴著. 古代への回帰と近代の推進 関口佐紀著. 危機の理解とエソテリシズム 吉永和加著. シュトラウスのバーク 佐藤一進著. 論理嫌い〈ミソロゴス〉と歴史主義への道 厚見恵一郎著. 自然権の存在論 石崎嘉彦著
内容紹介 20世紀を代表する哲学者レオ・シュトラウスは歴史主義・価値相対主義に抗し、伝統的な自然権論を擁護した。古代ギリシャから現代にいたる自然権論をシュトラウスの主著を手がかりに読み直し、自然権論の可能性とその思想史上の位置づけを読み解く。
要旨 20世紀を代表する哲学者レオ・シュトラウスはその主著『自然権と歴史』で歴史主義・価値相対主義に抗し、伝統的な自然権論を擁護した。本書では古代ギリシャから現代にいたる自然権論をシュトラウスの主著を手がかりに読み直し、自然権論の可能性とそれが思想史上どう位置づけられるか、多様な視座から読み解くこころみ。
目次 『自然権と歴史』の表題について―「正」と「権」の意味をめぐって;シュトラウスと歴史主義の問題;歴史主義と「哲学的倫理」としての自然的正;ウェーバーとシュトラウス―「人間の理性では価値の葛藤を解決できない」というテーゼをめぐって;歴史的研究の方法をめぐるシュトラウスのウェーバー批判;はじめにコンヴェンショナリズムありき―『自然権と歴史』第3章を読む;エピクロス哲学とレオ・シュトラウス;Classic Natural Rightの教理における最善のレジームとジェントルマン;シュトラウスにおける古典的自然権と近代的自然権;近代自然権論の創始者としてのホッブズ;政治化する哲学―ホッブズの快楽主義、理想主義、無神論;「近代的自然法の頂点」としてのロック;秘教としてのロック、顕教としてのロック―シュトラウスのロック読解と戦後アメリカの保守主義にもたらしたもの;古代への回帰と近代の推進―シュトラウスによるルソー再評価;危機の理解とエソテリシズム;シュトラウスのバーク―なぜ近代性の危機は抗うほどに増幅されるのか;論理嫌い(ミソロゴス)と歴史主義への道―シュトラウスのバーク論に寄せて;自然権の存在論―「在ろうとして在るもの」としての自然権
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-08393-0   4-623-08393-4
書誌番号 1113694362
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113694362

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