「3・11からの歴史学」の射程 --
歴史学研究会 /編   -- 東京大学出版会 -- 2019.5 -- 21cm -- 332,2p

資料詳細

タイトル 歴史を未来につなぐ
副書名 「3・11からの歴史学」の射程
著者名等 歴史学研究会 /編  
出版 東京大学出版会 2019.5
大きさ等 21cm 332,2p
分類 369.31
件名 東日本大震災(2011) , 福島第一原発事故(2011) , 歴史学
内容 内容:「3・11からの歴史学」の現在 大門正克著. ふくしまの経験と歴史学 阿部浩一著. 日本の学問と「3・11」 保立道久著. 東日本大震災がもたらした死者に関わる問題群 北原糸子著. 大規模自然災害時の歴史研究者と大学の役割 奥村弘著. 原子力災害と博物館活動 本間宏著. 「災害とミュージアム」リアス・アーク美術館 山内宏泰著. 地域復興と博物館 熊谷賢述 鈴木茂聞き手. 記憶をつなぐ 小田真裕著. 震災をめぐる想像力の「収斂」に抗するために 原山浩介著. 自然災害史研究の射程 峰岸純夫著. われわれは東北史になにを学ぶか 河西英通著. 過去と現在を行き来する災害史研究 菊池勇夫著. 妊娠から歴史を考える 田間泰子著. 歴史学が存続するために 高澤紀恵著. 関東大震災下における虐殺の記憶を継承するために 小薗崇明著. 私たちは阪神・淡路大震災における被災障害者支援の教訓を生かせているのか 野崎泰伸著. 「震災」を経験して 大平聡著. 3・11、熊本地震は歴史研究者に何を求めているのか 岡田知弘著. 「役に立たざるもの」の役に立つこと J・F・モリス著. 熊本における被災文化財レスキュー活動 稲葉継陽著. 東日本大震災と本 土方正志著. 「なかったこと」にさせない思いをつなぐ営みとしての歴史叙述 友澤悠季著. 原発事故から五年、福島県における農業・農村の現段階 小山良太著. 「3・11」後の原発政策と反原発運動 佐々木啓著 ほか2編
内容紹介 3・11以降の歴史学はいかにあるべきか。人びとのコミュニティを再生し、記憶をつなぐために歴史学がどのように貢献できるか。震災直後から取り組んできた歴史研究者が、学問としての歴史学のあり方を問い直し、未来にむけての投錨を試みる。
要旨 歴史学のあり方を考え続ける。地域の復興・再生に向けての取り組みのなかで新たな課題と向き合う歴史学の現在地点。
目次 総論 「3・11からの歴史学」の現在―二〇一九年の歴史的地平;1 3・11からの七年間が問いかけるもの(ふくしまの経験と歴史学;日本の学問と「3・11」;東日本大震災がもたらした死者に関わる問題群 ほか);2 博物館・美術館展示と地域の復興・再生(原子力災害と博物館活動;「災害とミュージアム」リアス・アーク美術館;地域復興と博物館―陸前高田市立博物館の七年半 ほか);3 シリーズ「3・11からの歴史学」提言・時評から(歴史学再考;地域の復興・再生と歴史学・史料保存;原発開発・原子力災害と歴史学);座談会 シリーズ「3・11からの歴史学」の射程
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-023075-9   4-13-023075-1
書誌番号 1113695004
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113695004

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