漆﨑まり /著, 原道生 /監修   -- 八木書店古書出版部 -- 2019.6 -- 27cm -- 283,16p

資料詳細

タイトル 江戸歌舞伎長唄成立史
著者名等 漆﨑まり /著, 原道生 /監修  
出版 八木書店古書出版部 2019.6
大きさ等 27cm 283,16p
分類 768.58
件名 長唄-歴史
注記 布装
著者紹介 【漆﨑まり】1958年生まれ。武蔵野音楽大学ピアノ科卒。東京芸術大学楽理科卒。同大学院博士課程修了後、同大学助手、東海大学非常勤講師を経て、国際日本文化研究センター研究部機関研究員。2017年6月没。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 元禄時代の歌舞伎役者は演技と科白ばかりでなく、芝居の中で唄を歌うことがあった。唄の巧拙も役者の評価基準の一つであった。享保中期以降になると、役者・音曲方は分化・専業化し、座付き演奏者の専門芸となり、役者は全く唄を唄わなくなり、現在見る歌舞伎の様式が成立する。本書は8000点におよぶ小唄・長唄正本(薄物正本)の調査により初めてその実態を明かにした。
目次 第1部 長唄正本の版行形態(中村座(享保期から寛政三年);市村座(享保期から寛政期);森田座・河原崎座(享保から享和期));第2部 長唄成立史(正本の刊行と長唄の形成;小歌から長唄への展開);第3部 中村座における株板化の動向(地本としての長唄の薄物;正本と偽版;相版化;版元の交代;「後版」グループ;株板化の要因;天保期の芝居町移転後);付編(江戸歌舞伎における長唄の形成―芸態の変化を捉えて;河東節正本の版行に関する一考察―江戸歌舞伎における初期の音曲正本と位置付けて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8406-9767-5   4-8406-9767-1
書誌番号 1113698774
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113698774

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