「若い定家」は鮮やかにそののちを生きた -- コレクション日本歌人選 --
水原紫苑 /著   -- 笠間書院 -- 2019.7 -- 19cm -- 119p

資料詳細

タイトル 春日井建
副書名 「若い定家」は鮮やかにそののちを生きた
シリーズ名 コレクション日本歌人選
著者名等 水原紫苑 /著  
出版 笠間書院 2019.7
大きさ等 19cm 119p
分類 911.102
件名 歌人
個人件名 春日井 建
注記 欧文タイトル:Collected Works of Japanese Poets
注記 文献あり 著作目録あり 年譜あり
著者紹介 【水原紫苑】1959年神奈川県横浜市生まれ。神奈川県立横浜翠嵐高等学校、早稲田大学大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。86年「中部短歌会」に入会。以後、春日井建に師事。89年第一歌集『びあんか』により第34回現代歌人協会賞受賞。第三歌集『客人(まらうど)』で第1回駿河梅花文学賞受賞。第四歌集『くわんおん(観音)』で第10回河野愛子賞。第七歌集『あかるたへ』で山本健吉賞・若山牧水賞。17年、「極光」30首で短歌研究賞を受賞。18年、『えぴすとれー』で紫式部文学賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本の代表的歌人の秀歌を堪能できるように編んだアンソロジーシリーズ。第73巻は、宿命のように血に流れて来る歌を体現した春日井建の歌を読み解く。より深く知るための読書案内付き。
要旨 「われわれは一人の若い定家を持つたのである」と三島由紀夫にいわしめた建の生涯を追う。『未青年』を超える世界が現れた最終歌集『朝の水』を読んだら、三島はなんというだろう。
目次 大空の斬首ののちの静もりか没ちし日輪がのこすむらさき;童貞のするどき指に房もげば葡萄のみどりしたたるばかり;海鳴りのごとく愛すと書きしかばこころに描く怒涛は赤き;ミケランジェロに暗く惹かれし少年期肉にひそまる修羅まだ知らず;火祭りの輪を抜けきたる青年は霊を吐きしか死顔をもてり;狼少年の森恋ふ白歯のつめたさを薄明にめざめたる時われも持つ;火の剣のごとき夕陽に跳躍の青年一瞬血ぬられて飛ぶ;行き交へる男女が一瞬かさなれるはかなき情死をうつす硝子戸;ヴェニスに死すと十指つめたく展きをり水煙りする雨の夜明けは;両の眼に針射して魚を放ちやるきみを受刑に送るかたみに〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70913-4   4-305-70913-9
書誌番号 1113710652
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113710652

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階ヨコハマ資料 Map 郷土作家 ミ1 一般書 利用可 - 2071609092 iLisvirtual
中央 3階ヨコハマ資料 Map 郷土作家 ミ1 一般書 利用可 館内のみ 2065016640 iLisvirtual