〈皇国史観〉再考 -- 増補改訂 --
昆野伸幸 /著   -- ぺりかん社 -- 2019.10 -- 22cm -- 429p

資料詳細

タイトル 近代日本の国体論
副書名 〈皇国史観〉再考
版情報 増補改訂
著者名等 昆野伸幸 /著  
出版 ぺりかん社 2019.10
大きさ等 22cm 429p
分類 155
件名 国体
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1973年、宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。博士(文学)。現在、神戸大学国際人間科学部准教授。専攻―日本近代思想史。論文―「近代日本の法華経信仰と宮沢賢治――田中智学との関係を中心に」(『文芸研究』163集)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:国体論研究の視角. 大川周明『列聖伝』考. 平泉史学と人類学. 平泉澄の中世史研究. 平泉澄の「日本人」観. 大川周明の日本歴史観. 大川周明『日本二千六百年史』不敬書事件再考. 「皇国史観」の相剋. 大川周明のアジア観. 三井甲之の戦後. 国体論の帰結. 村岡典嗣の中世思想史研究. 戦時期文部省の教化政策
内容紹介 戦後、悪の象徴としてその内容を検討されることがなかった「皇国史観」に焦点をあて、平泉澄・大川周明を中心に、20世紀初頭から半ばにかけての近代日本における「国体論」の展開を論じる。増補改訂版。
要旨 神代の神勅/国民の主体的忠義、日本ファシズム/総力戦体制、伝統(非合理)/近代(合理)。これらの対立が深刻になった昭和十年代の国体論に注目し、明治以後に発展した近代的学知の影響を受けた“皇国史観”という分析概念を視座として、大川周明・平泉澄らの思想形成と著作を詳細に検討し、現代社会に底流する排外的な歴史認識の源泉を解明する。
目次 序論 国体論研究の視角;第1部 国体論の胎動(大川周明『列聖伝』考;平泉史学と人類学 ほか);第2部 国体論の対立(平泉澄の「日本人」観;大川周明の日本歴史観 ほか);第3部 国体論の行方(「皇国史観」の相剋;大川周明のアジア観 ほか);結論 国体論の帰結;補論1 村岡典嗣の中世思想史研究;補論2 戦時期文部省の教化政策
ISBN(13)、ISBN 978-4-8315-1540-7   4-8315-1540-X
書誌番号 1113730533
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113730533

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