富岡幸一郎 /著   -- 論創社 -- 2019.10 -- 19cm -- 239p

資料詳細

タイトル 平成椿説文学論
著者名等 富岡幸一郎 /著  
出版 論創社 2019.10
大きさ等 19cm 239p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後
著者紹介 関東学院大学文学部比較文化学科教授、鎌倉文学館館長。1957年生まれ。中央大学文学部仏文科卒業。第22回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞。著書『戦後文学のアルケオロジー』(福武書店、1986年)他、共編著・監修多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 吉田満、大岡昇平、中島敦、新渡戸稲造、野間宏、林房雄、島崎藤村、小島信夫、舞城王太郎、目取真俊、江藤淳、内村鑑三、武田泰淳、中野重治…。40年以上活躍する批評家が、平成という廃墟から文学を問う。社会と向き合う文学批評。
要旨 平成という廃墟から文学を問う!
目次 文学における「戦争」と「平和」―吉田満『戦艦大和ノ最期』、大岡昇平『野火』;戦前・戦中日本人の東亜への真摯な態度―中島敦『南島譚』;アジアと資本主義―新渡戸稲造の植民政策論、野間宏『さいころの空』;文学者による歴史的「戦争論」―林房雄『大東亜戦争肯定論』;時代の不安を物語る―夏目漱石『現代日本の開化』、芥川龍之介『或阿呆の一生』;言葉につながるふるさと―太宰治『津軽』、島崎藤村『夜明け前』;漂流する家族―小島信夫『抱擁家族』、富岡多恵子『波うつ土地』、舞城王太郎『みんな元気。』;歴史への返答としての文学―坂口安吾『戦争と一人の女』、古山高麗雄『セミの追憶』;沖縄というトポスの逆説―目取真俊『虹の鳥』、大城立裕『カクテル・パーティー』;日本文学に跋扈するデマの怪物―江藤淳『批評と私』;「国土」という意識の喪失―内村鑑三『デンマルク国の話』;チベットと日本人―河口慧海『チベット旅行記』;「先住民族」という幻想―武田泰淳『森と湖のまつり』;国家論の不在と文学―中野重治『五勺の酒』
ISBN(13)、ISBN 978-4-8460-1848-1   4-8460-1848-2
書誌番号 1113734367
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113734367

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