南朝貴族社会の命運 -- 志学社選書 --
吉川忠夫 /著   -- 志学社 -- 2019.12 -- 19cm -- 250p

資料詳細

タイトル 侯景の乱始末記
副書名 南朝貴族社会の命運
シリーズ名 志学社選書
著者名等 吉川忠夫 /著  
出版 志学社 2019.12
大きさ等 19cm 250p
分類 222.046
件名 中国-歴史-南北朝時代
注記 中央公論社 1974年刊の増補版
著者紹介 1937年、京都市生まれ。京都大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科博士過程単位取得退学。東海大学文学部専任講師、京都大学教養部助教授を経て、京都大学人文科学研究所助教授、同教授。2000年、停年退官、京都大学名誉教授。花園大学客員教授、龍谷大学文学部教授を経て、同大学客員教授。日本学士院会員。主著『劉裕』(人物往来社。後に中公文庫)、『王羲之―六朝貴族の世界―』(清水新書、清水書院。増補して岩波現代文庫)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 南朝梁の武帝のながきにわたる治世の末に起こり、江南貴族社会を極度の荒廃に陥れることとなった侯景の乱を活写した「南風競わず」。東魏に使いしたまま長年江南に帰還するを得ず、陳朝の勃興に至る南朝の黄昏に立ち会う生涯を送った一貴族を描く「叙陵」。そして、西魏・北周・隋の三代にわたり、北朝の傀儡政権として存続した後梁王朝を論じる「後梁春秋」。これら原本収録の三篇に加え、侯景の乱を遡ること一世紀余、劉宋の治世下で惹起した『後漢書』編著・范曄の「解すべからざる」謀反の背景に迫った「史家范曄の謀反」をあらたに採録。
目次 第1章 南風競わず―侯景の乱始末記(白日黯し;朔北の嵐;蕭衍老公を縛取せん ほか);第2章 徐陵―南朝貴族の悲劇(江南の使臣;公宴;〓〓(けんいん)の災 ほか);第3章 後梁春秋―ある傀儡王朝の記録(江陵の陥落;長子に利あらず;竜躍の基趾 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-909868-00-8   4-909868-00-3
書誌番号 1113741646
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113741646

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