明治時代の小学校音楽教科書の研究 --
佐藤慶治 /著   -- 九州大学出版会 -- 2019.12 -- 22cm -- 236p

資料詳細

タイトル 翻訳唱歌と国民形成
副書名 明治時代の小学校音楽教科書の研究
著者名等 佐藤慶治 /著  
出版 九州大学出版会 2019.12
大きさ等 22cm 236p
分類 375.762
件名 音楽科-小学校-歴史 , 教科書-日本-歴史-明治時代 , 唱歌-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1986年熊本県生まれ。国立音楽大学音楽学部声楽専修卒業。熊本大学大学院教育学研究科音楽教育コース修士課程、九州大学大学院比較社会文化学府博士後期課程修了。博士 (比較社会文化、九州大学)。精華女子短期大学幼児保育学科専任講師。音楽教育学、比較文化学、児童文化論を専攻。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「仰げば尊し」「蛍の光」などの翻訳唱歌は原曲歌詞からどのように翻訳されたのか?唱歌教育における「西洋文化の受容と改変」を分析し、明治政府の国民国家創出戦略を探る。
要旨 Godはいかに訳されたのか?歌詞に込められた「忠臣愛国」。「仰げば尊し」、「蛍の光」などの翻訳唱歌は原曲歌詞からどのように翻訳されたのか?唱歌教育における西洋文化の受容と改変に明治政府の国民国家創出戦略を探る。
目次 第1章 本書の概要と課題(本書の視点;先行研究、問題意識と研究課題);第2章 国民形成と「翻訳唱歌」(国民国家論―明治期の国民形成と翻訳;コントラファクトゥーアに見る「翻訳唱歌」の一源流);第3章 『小学唱歌集』―歌詞分析を中心に(唐澤富太郎の歌詞分類;ルーサー・ホワイティング・メーソンの教科書との比較;「翻訳唱歌」の分析―君が代、忠君愛国、教訓;「翻訳唱歌」の分析―自然);第4章 民間製唱歌集における西洋文化の受容と改変(大和田建樹の『明治唱歌』における「高尚の域」;伊澤修二の『小学唱歌』におけるジェンダー観;田村虎藏の『幼年唱歌』と『少年唱歌』―「教科統合」の受容);第5章 明治期を通じた唱歌教育の発展と「翻訳唱歌」(『尋常小学唱歌』における結実;結びに代えて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7985-0272-4   4-7985-0272-3
書誌番号 1113746508
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113746508

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 375.7 一般書 利用可 - 2065690988 iLisvirtual