跛行するネイション形成 --
早坂眞理 /著   -- 彩流社 -- 2019.11 -- 22cm -- 381,115p

資料詳細

タイトル 近代ポーランド史の固有性と普遍性
副書名 跛行するネイション形成
著者名等 早坂眞理 /著  
出版 彩流社 2019.11
大きさ等 22cm 381,115p
分類 234.9
件名 ポーランド-歴史-近代
注記 欧文タイトル:Specyfika i uniwersalizm dziejow Polski w 19 wieku
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 東京工業大学名誉教授。1948年、札幌市に生まれる。1983年、北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。1974~79年、ワルシャワ大学歴史学部およびポーランド科学アカデミー歴史研究所留学。1996~2015年、東京工業大学工学部教授、同大学院社会理工学研究科教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 大国に囲まれたポーランドの近代国家形成を支えるナショナリズムの錯綜する複雑な諸相を読み解き、世界史と連動する固有性と普遍性を考察。ポーランド近代史の学説史の流れを批判的に取り入れながら、新たなるポーランド史のイメージを展開する。
要旨 大国に囲まれたポーランド。近代国家形成を支えるナショナリズムが錯綜する複雑な諸相を読み解き、世界史と連動する固有性と普遍性を考察!ウィーン体制という国際秩序の動揺と破綻、帝国主義の時代、第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけてナショナリズムが破滅的に肥大成長を遂げる歴史過程を、すなわちポーランド分割から現代に至る壮大な歴史過程を俯瞰し、ポーランド近代史の学説史の流れを批判的に取り入れながら新たなるポーランド史のイメージを展開する。
目次 ポーランド分割をめぐる歴史空間;ポーランド歴史思想史における悲観論と楽観論;アダム・イェジィ・チャルトリィスキ公のヨーロッパ構想;大亡命―対決の時代―アダム・チャルトリィスキ公vs.ニコライ一世;チャルトリィスキ派とカロル・ホフマンの歴史研究;亡命ポーランドの東方バルカン政策;ミハウ・チャイコフスキのウクライナ思想;“ロシア人はスラヴに非ず”―フランチシェク・ドゥヒンスキの人種理論;トルコ・アーリア主義―コンスタンティ・ボジェンツキの政治思想;ヨーロッパ共和主義運動の予言者―ルドヴィク・ミエロスワフスキ;ロシア:ジャコバン派の影の組織者―カスペル・ミハウ・トゥールスキの革命独裁論;有機的労働論―農民解放をめぐる論争から;「歴史は生活の師」―道化師たちの精神的指導者ヴァレリアン・カリンカ;世界史に連動するネイション形成
ISBN(13)、ISBN 978-4-7791-2644-4   4-7791-2644-4
書誌番号 1113746803
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113746803

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