マルクスとマキァヴェリアン・モーメント -- 叢書・ウニベルシタス --
ミゲル・アバンスール /著, 松葉類 /訳, 山下雄大 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2019.12 -- 20cm -- 304p

資料詳細

タイトル 国家に抗するデモクラシー
副書名 マルクスとマキァヴェリアン・モーメント
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 ミゲル・アバンスール /著, 松葉類 /訳, 山下雄大 /訳  
出版 法政大学出版局 2019.12
大きさ等 20cm 304p
分類 311.7
件名 民主主義
個人件名 マルクス,カール・ハインリヒ
注記 原タイトル:LA DEMOCRATIE CONTRE L’ETAT 原著第2版のポケット版の全訳
著者紹介 【ミゲル・アバンスール】フランスの政治哲学者。1939年パリ生まれ。「ユートピア」「解放」「批判」といった概念を主軸として、現代における「政治的なもの」を問い直した。ランス大学、パリ・ディドロ大学(パリ第7大学)で教鞭を執るかたわら、国際哲学コレージュ議長を務めた。クラストル、ルフォール、カストリアディス等とともに、雑誌『テクスチュール』、『リーブル』、『過去-現在』、『騒乱』に参加。Payot社の『政治の批判』叢書の監修を担当し、ラ・ボエシ、ブランキの再評価や、アドルノ、ホルクハイマーを中心とした批判理論受容に尽力したことでも知られる。2017年死去。著書に『トマス・モアからヴァルター・ベンヤミンまでのユートピア』(2000年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「国家」と「デモクラシー」を安易につなぎ合わせる「民主的国家」という表現に抗して、マキァヴェッリが発見した自由の源泉である「真のデモクラシー」を解明せんとするマルクスの試みのただなかに、「政治的なもの」への哲学的探求の過程を跡づける。
要旨 「国家」と「デモクラシー」を安易につなぎ合わせる「民主的国家」という表現に抗して、マキァヴェッリが発見した自由の源泉である、有力者と民衆の絶えざる闘争を導入し、国家とは異なる政治的共同体の探求と、民衆(デモス)を主体とする「真のデモクラシー」を解明せんとするマルクスの試みのただなかに「政治的なもの」への哲学的探求の過程を跡づける。
目次 序説;序章;第1章 理性的国家というユートピア;第2章 政治的知性;第3章 一八四三年の危機から政治の批判へ;第4章 読解上の仮説;第5章 真のデモクラシーの四つの特徴;第6章 真のデモクラシーと近代性;終章;補論 「野生のデモクラシー」と「無始原の原理」
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01108-5   4-588-01108-1
書誌番号 1113750295
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113750295

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