創られる伝統と異文化接触 --
北原かな子 /編著, 浪川健治 /編著   -- ミネルヴァ書房 -- 2020.1 -- 22cm -- 305,5p

資料詳細

タイトル 近代移行期における地域形成と音楽
副書名 創られる伝統と異文化接触
著者名等 北原かな子 /編著, 浪川健治 /編著  
出版 ミネルヴァ書房 2020.1
大きさ等 22cm 305,5p
分類 762.1
件名 音楽-日本-歴史-江戸末期 , 音楽-日本-歴史-明治時代
注記 索引あり
著者紹介 【北原かな子】1959年生まれ。1998年 東北大学大学院国際文化研究科博士課程後期3年の課程修了。博士(国際文化)。現在 青森中央学院大学看護学部教授。著書『洋学受容と地方の近代-津軽東奥義塾を中心に』(岩田書院、2002年)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:時のなかの音と音楽 浪川健治著. 祈り、そして娯楽 浪川健治著. 教養としての音曲・娯楽としての音曲 根本みなみ著. 近世後期の大名家奥向における奏楽の変容 吉村雅美著. 北部沖縄における伝統音楽の変容 古家信平著. 三味線の近世 浪川健治著. 平尾魯僊の聴いた音と音楽 藤原義天恩著. 東方正教の音楽と士族 山下須美礼著. 明治初期弘前における洋楽受容と讃美歌 北原かな子著. 明治一四〈一八八一〉年の天皇巡幸と弘前藩士族による雅楽 北原かな子著. 交差する邦楽調査と唱歌編纂 鈴木啓孝著. 歴史史料に音を読む 北原かな子著
要旨 音を通して歴史を見る―。洋楽の受容に伴い、階層間の音楽世界の差異が再編され、新たな音楽世界が形成された近代移行期。日本史、思想史、民俗学など、多彩な研究視点から音楽の歴史性を探ることで、グローバル化する地域文化の連続と変容を問う。
目次 時のなかの音と音楽―移行する時代、変化する感性;第1部 近世民衆の芸能と武士の奏楽(祈り、そして娯楽―近世津軽の「騒」と音;教養としての音曲・娯楽として音曲―偕姫の養育をめぐる近世後期の萩藩の動向;近世後期の大名家奥向における奏楽の変容―松浦静山と松浦熈の比較から);第2部 移行期の民衆文化と音楽(北部沖縄における伝統音楽の変容―久志・辺野古の事例から;三味線の近世―「津軽三味線」以前;平尾魯僊の聴いた音と音楽―北奥地域のグローバル化と社会変容);第3部 洋楽の到来と近代音楽の世界(東方正教の音楽と士族;明治初期弘前における洋楽受容と讃美歌;明治一四(一八八一)年の天皇巡幸と弘前藩士族による雅楽;交差する邦楽調査と唱歌編纂―明治四〇年代の東京音楽学校に着目して);歴史史料に音を読む
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-08646-7   4-623-08646-1
書誌番号 1113751847
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113751847

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