小林実 /著   -- 春風社 -- 2019.12 -- 20cm -- 245p

資料詳細

タイトル 神西清の散文問題
著者名等 小林実 /著  
出版 春風社 2019.12
大きさ等 20cm 245p
分類 901
件名 翻訳文学
個人件名 神西 清
注記 文献あり
著者紹介 1971年東京都生まれ。2006年立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程満期退学。現在は十文字学園女子大学准教授。博士(文学)。専門は翻訳文学、日本近代文学、日本近代文化史。著書『明治大正露文化受容史――二葉亭四迷・相馬黒光を中心に』(春風社、2000)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 チェーホフ、ツルゲーネフ、プーシキン、ジッドの翻訳者、神西清が日本語と格闘した軌跡をたどり、翻訳魂の真髄に迫る。「Ⅰ章 散文の運命」から「Ⅳ章 翻訳のロマネスク」までで構成する。
要旨 チェーホフ、ツルゲーネフ、プーシキン、ジッドの翻訳者、神西清が日本語と格闘した軌跡をたどり、翻訳魂の真髄に迫る。
目次 1章 散文の運命(困難な問いかけ;外国語をまなぶ;「鎌倉の女」;アランの散文論と王朝文学);2章 翻訳という創造(プーシキンの散文創造;現代日本語の不具合;『プウシキン全集』翻訳担当;「精神の危機」;今日当然書かれてゐなければならぬ“散文”;シャルドンヌとの出会い;愛を理解するまえに立ちはだかる文化の隔たり;隠喩としてのロマネスク);3章 黙読から音読へ(ディアパゾン;「音読から黙読へ」;音読する中山省三郎;中山省三郎と神西清の資質のちがい;ラジオ放送と谷崎潤一郎『文章読本』;声の洗礼);4章 翻訳のロマネスク(翻訳する姿;『けむり』(その1 二葉亭四迷訳と米川正夫訳);『けむり』(その2 神西清訳の工夫);『即興詩人』(その1 原文のない翻訳);『即興詩人』(その2 ふたたびの散文論))
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-667-5   4-86110-667-2
書誌番号 1113752116
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113752116

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