覆された九つの定説 --
渡邊大門 /編   -- 柏書房 -- 2020.2 -- 19cm -- 278p

資料詳細

タイトル 虚像の織田信長
副書名 覆された九つの定説
著者名等 渡邊大門 /編  
出版 柏書房 2020.2
大きさ等 19cm 278p
分類 289.1
個人件名 織田 信長
注記 文献あり
著者紹介 1967年神奈川県生まれ。佛教大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役。主な著書に『関ヶ原合戦は「作り話」だったのか? 一次史料が語る天下分け目の真実』(PHP新書、2019年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「短気な独裁者」「軍事の天才」「自ら神になろうとした男」…。一般的に広く知られる織田信長のイメージ。しかし、最新の研究が示すのは保守的な天下人としての人物像だった。「対室町幕府」「家臣団統制」など9つの側面から信長神話の嘘と真実を明かす。
要旨 光秀・秀吉ら家臣を柔軟に統率、天皇・将軍との敬意ある友好関係、意外に“我慢強い”独裁者、戦略家・経済人としての「保守性」、宗教・芸術への深い理解…最新研究に基づく信長神話の「嘘」と「真実」!
目次 第1章 足利将軍家に対する信長の意外な「忠誠」―信長の「天下」像から考察する、幕府との関係性;第2章 実は「信頼関係」で結ばれていた信長と天皇―天皇を敬い、朝廷を温存しようとした「保守性」;第3章 家臣団統制に見る「独裁者信長」の虚像―明智光秀、荒木村重、佐久間信盛…「アメとムチ」の人心掌握;第4章 緩急自在の外交政策が示す信長の「我慢強さ」―天皇や将軍の権威も巧みに利用したタフネゴシエーター;第5章 「天才的」とは言い切れない信長の「兵法」―桶狭間は例外、最強だったわけではなかった軍事戦略;第6章 信長の作った城郭・城下町、その「幻想」と「現実」―信長がもたらしたとされる城郭建築の「革命」は真実か?;第7章 信長の経済政策の「革新」と「保守」―「経済システム大変動期」の端境の存在としての信長像;第8章 「無神論者」とはほど遠い、信長の信心深さ―仏教の堕落には怒りこそすれ、無宗教ではなかった;第9章 教養をうかがわせる趣味人・信長―能楽・茶の湯・相撲に鷹狩、西洋音楽からグルメまで
ISBN(13)、ISBN 978-4-7601-5192-9   4-7601-5192-3
書誌番号 1113756037
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113756037

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