慰霊祭・追悼式の社会学 --
福田雄 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2020.3 -- 20cm -- 220,12p

資料詳細

タイトル われわれが災禍を悼むとき
副書名 慰霊祭・追悼式の社会学
著者名等 福田雄 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2020.3
大きさ等 20cm 220,12p
分類 369.3
件名 災害 , 宗教社会学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 東北大学東北アジア研究センター助教。1981年生まれ。関西学院大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。主要著作として、「インドネシアと日本の津波記念行事にみられる『救いの約束』」(高倉浩樹・山口睦編『震災後の地域文化と被災者の民俗誌――フィールド災害人文学の構築』新泉社、2018)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:災禍の儀礼の社会学に向けて. 苦難へのコーピングと宗教. 苦難の神義論における集団と個人. 苦難の神義論から「救いの約束」論へ. 救いの約束のバリエーション. 「無宗教」式の慰霊・追悼と「儀礼のエキスパート」. 儀礼のディレクション〈演出/方向〉と「われわれ」のダイナミズム. 遇うて空しく過ぐること勿れ
内容紹介 災禍という不条理に遭い、大切な人々を失い、遺される者たち。被災者や遺族、支援者や宗教者らは繰り返し集い、祈りを捧げる。東日本大震災、スマトラ島沖地震の被災地における儀礼をあとづけ、人々が苦難と向き合う軌跡を辿る。
要旨 われわれはいかに災後を生きるのか。「たまたま被災してしまった」という、「偶然性」がもたらす苦しみ。災禍を語り、ともに祈り、後世に託すことには、いかなる社会的意味があるのか。苦難と向き合い、乗り越え、折り合いをつけながら生きていくための営為を辿った力作。
目次 序章 災禍の儀礼の社会学に向けて;第1章 苦難へのコーピングと宗教;第2章 苦難の神義論における集団と個人;第3章 苦難の神義論から「救いの約束」論へ;第4章 救いの約束のバリエーション;第5章 「無宗教」式の慰霊・追悼と「儀礼のエキスパート」;第6章 儀礼のディレクション(演出/方向)と「われわれ」のダイナミズム;終章 遇うて空しく過ぐること勿れ―災禍の儀礼の社会学的諸特質
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2654-0   4-7664-2654-1
書誌番号 1113767325
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113767325

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