生真面目な社会の不真面目な政治 -- 中公選書 --
五百旗頭薫 /著   -- 中央公論新社 -- 2020.3 -- 20cm -- 250p

資料詳細

タイトル 〈嘘〉の政治史
副書名 生真面目な社会の不真面目な政治
シリーズ名 中公選書
著者名等 五百旗頭薫 /著  
出版 中央公論新社 2020.3
大きさ等 20cm 250p
分類 312.1
件名 日本-政治-歴史
著者紹介 1974年兵庫県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学法学部助教授、首都大学東京法学系准教授、東京大学社会科学研究所准教授等を経て、現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授。日本政治外交史専攻。博士(法学)。著書に『大隈重信と政党政治――複数政党制の起源 明治14年‐大正3年』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 世界中に嘘が横行する今、近現代の日本の経験は、嘘を減らし、嘘を生き延びるための教訓への対応策と対抗策の格好の素材となるはずだ。複数政党政治が成立するための条件と地域社会のあるべき未来像も、そこから見えてくる。
要旨 政治に“嘘”がつきものなのはなぜか。絶対の権力というものがあるとすれば、嘘はいらない。それなりの反対勢力があるからこそ、それを迂回するために嘘が必要となり、反対する側も嘘を武器にするのだ。もちろん嘘には害があり、特に危険な嘘もある。世界中に嘘が横行する今、近現代の日本の経験は、嘘を減らし、嘘を生き延びるための教訓となるはずだ。複数政党政治が成立する条件と地域社会の未来像も、そこから見えてくる。
目次 1 “嘘”の起源―生真面目な社会(職分から政党への五〇〇年);2 レトリックの効用―“嘘”の明治史(福地櫻痴の挑戦;循環の観念;五/七/五で嘘を切る);3 野党 存続の条件(複数政党政治を支える嘘);4 地方統治の作法(人類を鼓舞してきたもの;受益と負担の均衡を求めて―近現代日本の地域社会);補章 一〇〇年後の日本―昆虫化日本 越冬始末
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-110105-1   4-12-110105-7
書誌番号 1113767477
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113767477

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 312.1 一般書 利用可 - 2066017292 iLisvirtual
公開 Map 312.1 一般書 利用可 - 2066366807 iLisvirtual