「公私混同」の時代 --
橋本嘉代 /著   -- 書肆侃侃房 -- 2020.3 -- 19cm -- 231,8p

資料詳細

タイトル なぜいま家族のストーリーが求められるのか
副書名 「公私混同」の時代
著者名等 橋本嘉代 /著  
出版 書肆侃侃房 2020.3
大きさ等 19cm 231,8p
分類 367.3
件名 家族-日本 , マス・メディア
著者紹介 筑紫女学園大学現代社会学部准教授。1969年、長崎県佐世保市生まれ。上智大学文学部新聞学科を卒業後、集英社に入社。女性誌編集に携わる。退職後、ウェブマガジンのプロデューサーやフリー編集者などを経て、2014年から大学教員に。立教大学大学院で修士号(社会学)、お茶の水女子大学大学院で博士号(社会科学)を取得。専門はメディアとジェンダー。共著に『雑誌メディアの文化史―変貌する戦後パラダイム』(森話社、2012)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「家族の絆」って言うな!社会問題の原因も解決策も全て「家族」にお任せ?結婚・出産の「ご報告」、パタハラ、洗濯男子、テレワーク、親バカ文化…。公私領域の再編に注目し、家族ブームの背景を読み解く。
要旨 結婚・出産の「ご報告」、パタハラ、洗濯男子、テレワーク、親バカ文化…。公私領域の再編に注目し、家族ブームの背景を読み解く。
目次 1 「私ごと」が国民的関心事に?(「公私混同」の意味が変わった;進次郎&クリステル婚が象徴する「私ごと」の劇場化;ソーシャルメディアの普及と「ご報告」ブーム;家族を語る行為を支えるもの;「家族が大切」という意識の高まり);2 家族の語られ方が2010年代に変わった(家事とCMと男と女;ぼく作る人&洗う人―料理男子、洗濯男子の登場;パパブログにみる「親バカ」文化の隆盛;誰が「父」として語っているか;「ママだけど…」という役割規範への抵抗);3 エンタメコンテンツとしての家族ストーリー(家族を問い直すメディア作品への社会的な注目;ハリウッド映画の新旧のヒーロー;「父」を語る欧米文化の輸入;「ご報告」に反映された、父としてのあり方);4 家族をめぐる政治・経済的な思惑とメディアの関与(家族に関する政策とメディアの連動;国家的リスクと「家族の絆」言説の強化;「イクメン」ブームを支えたもの;レジャーの流行と家族の休日の関係);5 “公”“私”の揺らぎと家族の変容(浸食し合う“公”“私”の境界線;家事や育児は押し付け合うものなのか;「家族の絆」言説の過熱化とその弊害;家族のストーリーが求められる理由)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86385-394-2   4-86385-394-7
書誌番号 1113783462
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113783462

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 367.3 一般書 利用可 - 2066718240 iLisvirtual
山内 公開 Map 367.3 一般書 利用可 - 2066718304 iLisvirtual