近現代日本社会の断面 --
中野目徹 /編   -- 吉川弘文館 -- 2020.6 -- 22cm -- 318,9p

資料詳細

タイトル 官僚制の思想史
副書名 近現代日本社会の断面
著者名等 中野目徹 /編  
出版 吉川弘文館 2020.6
大きさ等 22cm 318,9p
分類 317
件名 官僚制-日本-歴史-明治以後
注記 索引あり
著者紹介 1960年 福島県に生まれる。1983年 筑波大学人文学類卒業。1986年 同大学院博士課程中退。国立公文書館公文書研究職を経て、現在 筑波大学人文社会系教授・博士(文学)〔主要編著書〕『政教社の研究』(思文閣出版、1993年)、『近代史料学の射程』(弘文堂、2000年)、『明治の青年とナショナリズム』(吉川弘文館、2014年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 日本社会を形作った一つの編成原理、官僚制。その職務に従事する官吏の意識や専門知、官界内外で議論された彼らの行動規範を追究し、官僚制の思想的側面に迫る。官僚をめぐる問題が連日取り上げられる今こそ注目の一書。
目次 第1部 “意識”―志望と職務における自意識(法科と文科―明治・大正期における帝国大学生の官吏志望;国益と外務官僚―北京関税特別会議と「地域主義」の台頭;宮内官僚の戦後―「天皇の官吏」意識をめぐって;戦後革新政党と官僚制―日本社会党の場合);第2部 “知識”―職務に要する学知と経験知(「国学考証派」にとっての明治国家―官吏としての調査活動;文官普通試験にみる「競争」の論理―知識と実務の相克;三井物産と業務組織の専門化―日清・日露戦争期における山本条太郎のキャリアパス;岩波文化人と文部省―阿倍能成の教育論);第3部 “行動”と“批判”―行動の規範と批判の論理(地方改良運動下における青年郡長の自治観;デモクラシーからファッショへ―室伏高信の官僚論;原理日本社の革新官僚批判;官僚としての教員像―ラジオ放送番組「教師の時間」の戦中・戦後史)
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-03893-5   4-642-03893-0
書誌番号 1113785296
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113785296

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 317 一般書 利用可 - 2066292439 iLisvirtual