ドメスティック・バイオレンスを知り、解決するために --
レイチェル・ルイーズ・スナイダー /〔著〕, 庭田よう子 /訳   -- みすず書房 -- 2020.6 -- 20cm -- 439,15p

資料詳細

タイトル 目に見えない傷
副書名 ドメスティック・バイオレンスを知り、解決するために
著者名等 レイチェル・ルイーズ・スナイダー /〔著〕, 庭田よう子 /訳  
出版 みすず書房 2020.6
大きさ等 20cm 439,15p
分類 367.3
件名 ドメスティックバイオレンス-アメリカ合衆国
注記 原タイトル:NO VISIBLE BRUISES
注記 索引あり
著者紹介 【レイチェル・ルイーズ・スナイダー】ジャーナリスト。アメリカン大学准教授。『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』『ニューヨーカー』『ワシントン・ポスト』などに寄稿多数。著書に『放浪のデニム』(矢羽野薫訳、エクスナレッジ、2007)などがある。本書でJ. Anthony Lucas Work-in-Progress Awardを受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 なぜ逃げないのかではなく、どう支援するか。外からでは見えにくいDVの実態を、被害者、加害者、支援組織、警察への取材から明らかにし、解決への道を探る。
要旨 ドメスティック・バイオレンスは世界中で深刻な被害をもたらしている。けれども何が問題の本質なのか、そもそも何が起こっているのか、理解されているとはいえない。著者は、被害者、加害者、双方の家族、支援組織のアドボケイト、警察官などに会い、話を聞いていく。ひとは被害者に「なぜ逃げないのか」と問うが、被害者は加害者といることを選択しているのではなく、現行制度のなかで最大の警戒をしながら動いている。加害者はパートナーの日常をコントロールし、力を喪失させる。制度の隙間は事態を深刻化させる。取材するうち、そうしたことが分かってくる。警察、支援組織、法執行機関という、異なる価値観に基づく組織の連携をどうとるか、DVの危険度を判定する基準をどうつくり、共有するか。被害者が仕事や人間関係を失わずに生活をするためのプログラムとは。何年もかけた取材によって、外からは見えにくいDVの実態を明らかにし、解決への糸口を示した本として、アメリカで高い評価を得た。
目次 第1部 結末(彼女たちは家に残る;出会い;何を見落としていたのか;日常生活をコントロールされる;熊が来る;土壇場での努力;愛した人に命を奪われる;世界はもはや同じではない;何もしなければ何も変わらない;力の喪失);第2部 始まり(バタラー介入プログラム;刑務所でのプログラム;キレるというフィクション;加害者のナルシシズム;被害者に依存する;警官の対応;面会;脱落者);第3部 その狭間に(制度の隙間;エンパワメントには主権が必要;ハイリスクチームの戦略;被害者を訪ねる;死んだふりをする;自由への道;影のような存在)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08896-7   4-622-08896-7
書誌番号 1113790732
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113790732

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