東アジアに息づく抒情の系譜 -- 中公新書 --
遠藤耕太郎 /著   -- 中央公論新社 -- 2020.6 -- 18cm -- 302p

資料詳細

タイトル 万葉集の起源
副書名 東アジアに息づく抒情の系譜
シリーズ名 中公新書
著者名等 遠藤耕太郎 /著  
出版 中央公論新社 2020.6
大きさ等 18cm 302p
分類 911.12
件名 万葉集 , 歌垣 , 少数民族-中国-雲南省
注記 文献あり
著者紹介 1966年、長野県生まれ。1998年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員PD、共立女子短期大学非常勤講師等を経て、現在、共立女子大学文芸学部教授、一般社団法人アジア民族文化学会代表理事。専攻・日本古代文学、中国少数民族文化。著書に『モソ人系社会の歌世界調査記録』(大修館書店、2003)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 『万葉集』では、人を恋しいと思う気持ちはどう歌われているのか。さらに時代を遡ると、それらの歌のルーツはどのようなものなのか。今も歌垣で恋歌を、葬儀で挽歌を歌う中国少数民族にその原型を求め、日本人の抒情表現の本質を明らかにする。
要旨 日本人は、恋をしたり、愛する人を失ったりすると、その心を俳句や短歌に詠んできた。それは最古の歌集『万葉集』以来、受け継がれてきた心性だ。『万葉集』では、人を恋しいと思う気持ちはどう歌われているのか。さらに時代を遡ると、それらの歌のルーツはどのようなものだったのか。著者は、今も歌垣で恋歌を、葬儀で挽歌を歌う中国少数民族の歌文化にその原型を求め、日本人の抒情表現の本質を明らかにする。
目次 万葉集の成立と東アジアの声の文化;第1部 万葉恋歌の基層(歌垣とはなにか;対詠的恋歌と歌垣;独詠的恋歌と歌垣;物語的恋歌と歌垣);第2部 万葉挽歌の基層(喪葬とはなにか;歌垣と喪葬歌舞;哭き歌から女の挽歌へ;専門歌人の挽歌);声の歌から万葉和歌へ―継承と飛躍
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-102592-0   4-12-102592-X
書誌番号 1113792274
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113792274

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 911.12 一般書 利用可 - 2066418718 iLisvirtual
公開 Map 911.1 一般書 利用可 - 2066381067 iLisvirtual
公開 911.1 一般書 貸出中 - 2066407325 iLisvirtual