「継承という断絶」と無難さの政治学 --
福間良明 /著   -- 作品社 -- 2020.7 -- 20cm -- 333,7p

資料詳細

タイトル 戦後日本、記憶の力学
副書名 「継承という断絶」と無難さの政治学
著者名等 福間良明 /著  
出版 作品社 2020.7
大きさ等 20cm 333,7p
分類 391
件名 戦争と社会 , 太平洋戦争(1941~1945) , 歴史社会学
注記 索引あり
著者紹介 1969年熊本市生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。出版社勤務、香川大学経済学准教授を経て、現在、立命館大学産業社会学部教授。専攻は歴史社会学・メディア史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「継承」の欲望と戦後. 靖国神社、千鳥ケ淵. 広島、長崎. 沖縄・摩文仁. 映画『野火』. 映画『軍旗はためく下に』. 鶴見俊輔とカウンター・クライムの思想. 鹿児島・知覧. 「慰霊祭」の言説空間と「広島」. 「断絶」の風化とメディア文化. 「ポスト戦後七〇年」と「戦争」をめぐる問い
内容紹介 戦後中期から現代にかけての「継承という断絶」の諸相を描く。霊園・戦跡・モニュメント・新聞・映画・小説・手記など、さまざまなメディアをとおして、戦争記憶の「継承という断絶」が生み出される社会背景やメカニズムを解明する。
要旨 戦後中期から現代にかけての「継承という断絶」の諸相を描く。霊園・戦跡・モニュメント・新聞・映画・小説・手記など、さまざまなメディアをとおして、戦争記憶の「継承という断絶」が生み出される社会背景やメカニズムを解明する。長年このテーマに取り組んできた注目のメディア研究者による戦争記憶の歴史社会学。
目次 プロローグ 「継承」の欲望と戦後;1 空間の力学―「記憶の場」の構築と齟齬(靖国神社、千鳥ヶ淵―「社」と「遺骨」の闘争;広島、長崎―「被爆の痕跡」ポリティクス;沖縄・摩文仁―「戦跡というメディア」の成立と変容);2 文化の力学―ポピュラー文化と死者の情念(映画『野火』―「難死」と「嘲笑」の後景化;映画『軍旗はためく下に』―覆され続ける「予期」;鶴見俊輔とカウンター・クライムの思想―「順法」への懐疑);3 社会の力学―「無難さ」の前景化と現代(鹿児島・知覧―「平和の尊さ」と脱歴史化の現代;「慰霊祭」の言説空間と「広島」―「無難さ」の政治学;「断絶」の風化とメディア文化―「継承」の欲望を問う視角);エピローグ 「ポスト戦後七〇年」と「戦争」をめぐる問い
ISBN(13)、ISBN 978-4-86182-814-0   4-86182-814-7
書誌番号 1113797313
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113797313

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