医療を蝕む闇の構造 -- ちくま新書 --
山岡淳一郎 /著   -- 筑摩書房 -- 2020.8 -- 18cm -- 252p

資料詳細

タイトル ドキュメント感染症利権
副書名 医療を蝕む闇の構造
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 山岡淳一郎 /著  
出版 筑摩書房 2020.8
大きさ等 18cm 252p
分類 498.021
件名 医療-日本 , 日本-政治 , 感染症-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。「人と時代」「公と私」を共通テーマに政治・経済、医療、近現代史、建築など分野をこえて執筆。東京富士大学客員教授。著書に『原発と権力』ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 救命か、金儲けか。新型コロナ感染爆発に際して露になった、危機下における医療と政治のせめぎ合い。情報統制、医学界の学閥、縦割り行政、731部隊人脈…。近現代日本とともにあった感染症のウラで蠢く黒い構造を、白日の下に暴く。
要旨 救命か、金儲けか。新型コロナ感染爆発に際して露わになった、危機下における医療と政治のせめぎ合い。政官財学の構造的絡まりによる邪悪な「利権の闇」「見えない壁」が立ち現れ、救命のための公平な医療を阻む。明治・大正期の公衆衛生の草創期、「七三一部隊」にみる医学の暴走と悪用、戦後医療界に残った細菌戦人脈、官僚主義と隔離政策の誤謬、グローバル化する薬の特許とバイオテロ…。近現代日本とともにあった感染症のウラで蠢く黒い構造を、白日の下に暴く。
目次 第1章 新型ウイルスをめぐる権謀―政治主導(殺人ウイルスの猛威;空疎な「日本モデル」 ほか);第2章 司令塔は官か民か―後藤新平と北里柴三郎の反逆―学閥(時代の激動期に感染症あり;学閥医学の萌芽 ほか);第3章 「七三一部隊」は消えていない―医学の両義性(大衆の誕生と感染症の襲来;このマスクは「いつか来た道」 ほか);第4章 差別の壁‐結核、ハンセン病患者のたたかい―官僚主義(偏見という敵;「信州の上医」の来歴 ほか);第5章 利権か救命か‐特許、癒着、バイオテロ―グローバリズム(WHOの迷走;製薬利権の萌芽 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07334-1   4-480-07334-5
書誌番号 1113804097
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113804097

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