ちくま学芸文庫 --
伝カリステネス /著, 橋本隆夫 /訳   -- 筑摩書房 -- 2020.8 -- 15cm -- 503,12p

資料詳細

タイトル アレクサンドロス大王物語
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 伝カリステネス /著, 橋本隆夫 /訳  
出版 筑摩書房 2020.8
大きさ等 15cm 503,12p
分類 289.3
個人件名 アレクサンドロス(3世)
注記 原タイトル:Leben und Taten Alexanders von Makedonien
注記 国文社 2000年刊の再刊
注記 文献あり 年表あり 索引あり
内容紹介 アレクサンドロスの生涯は、史実を超えた伝説として西欧からイスラムに至るまでの世界に大きな影響を与えた。伝承の中核をなす書物を全訳。ラテン語で書かれた「アレクサンドロスからアリストテレス宛ての手紙」も収録する。
要旨 アレクサンドロス大王の事績は史実としてだけでなく、物語としても後世に大きな影響を与えた。中でも、「アレクサンドロス・ロマン」と称された本書は、聖書についで読まれた本とされる。基本的な史実を踏襲しつつ、鮮やかな戦闘場面、ペルシア王やインド王との書簡のやりとり、エジプトに由来する血統、裸形の哲学者との対話、アマゾネスや怪物との邂逅などを織り交ぜて、多くの一般大衆を長きにわたり魅了した。「物語」本篇に加えて、ラテン語で書かれた「アレクサンドロスからアリストテレス宛ての手紙」も収録。
目次 第1巻(第1節 前書き。アレクサンドロスの父はエジプト王ネクテナボンであること。彼が呪術師であったこと。;第2節 エジプトが諸国の軍勢に攻め寄せられていることがネクテナボンに報告されるが、彼は意に介さないこと。;第3節 ネクテナボンは呪術によってエジプトの崩壊を予知し、マケドニアに落ちのびる。セラピス神殿の神官は、老王ネクテナボンが青年王となって帰国するであろうことを予言すること。 ほか);第2巻(第1節から第5節まで欠(クロル版参照、二四七ページ);第6節 キリキアを通過。;第7節 ダレイオスとその側近たちが善後策について相談。 ほか);第3巻(第1節 アレクサンドロスはインドへ行軍を始める。軍の指導者たちのあいだでアレクサンドロスの指揮に従ってインド遠征を継続することにたいする不満が広がるが、アレクサンドロスが説明して兵士たちの理解をえること。;第2節 アレクサンドロス、インドの国境に到着。インド王ポロスの手紙を使節が持参。ギリシアへ帰国するようにというポロスの要請。アレクサンドロスのポロス宛の返事。自分よりすぐれたものを手にいれようと人間は望むものだから、インドにあって、ギリシアにない、よりすぐれたものを望むという論理。;第3節 アレクサンドロスは今度も自分みずから使者となって、ポロスを訪問する。同時に敵軍のもちいる象などの動物にたいする対策を練る。戦闘用の動物への対応策は成功したが、戦闘は互角の状態が続いた。アレクサンドロスの馬ブケパロスが倒れたせいで、アレクサンドロス自身は戦争に興味をうしない、敗色が濃くなってくること。 ほか);補遺(クロル版;ガンマ版;ラテン語版)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09996-9   4-480-09996-4
書誌番号 1113804552
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113804552

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