荻野晃也 /著   -- 緑風出版 -- 2020.8 -- 20cm -- 269p

資料詳細

タイトル 科学者の社会的責任を問う
著者名等 荻野晃也 /著  
出版 緑風出版 2020.8
大きさ等 20cm 269p
分類 543.5
件名 原子力発電-日本-歴史-1945~ , 社会運動-日本-歴史-1945~ , 原子核物理学 , 科学者倫理
注記 年譜あり
著者紹介 1940年富山県生まれ。元京都大学工学部講師。理学博士。原子核物理、原子核工学、放射線計測学などを専門とする一方で、原子力、核問題、環境問題などにも物理学者としてかかわっている。1976年には地震活断層原因説による中央構造線の危険性を証言し、断層結果説の国側と対立するなど、住民・市民側に立つ科学者であることを心がけている。2003年から「電磁波環境研究所」を主宰。2020年6月逝去。主な著書『狭山事件と科学』(社会思想社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 京大工学部原子核工学教室の職員(助手)だった著者は、学生・院生たちと原発の安全性や問題点を学ぶうちに、その「危険性」を確信した―湯川秀樹を代表とする原子力研究のメッカで、反旗を翻して反原発運動の黎明期に活動し、「全国原子力科学技術者連合」(全原連)の組織化に邁進し、「伊方原発訴訟」の弁護補佐人として安全性論争を担った闘いの軌跡。
目次 第1章 科学者の社会的責任と反原発(京大における原子核研究;京大での私の研究について;京大の原子核・原子力研究について;湯川秀樹先生のこと;湯川秀樹と原発問題);第2章 京大工学部原子核工学教室に就職して(「全国原子力科学技術者連合(全原連)」の誕生;全原連の活動について;反原発住民運動とのかかわり;全原連とその他の反(脱)原発運動との関係);第3章 伊方原発訴訟のこと(裁判の開始まで;「異議申し立て」の提出;「第一審」が始まる;第一審の経過と証人調べ;第二審(控訴審)はじまる;控訴審での証言内容と経過;最高裁に上告;伊方原発訴訟が終わってから);第4章 原発問題から電磁波問題へ;第5章 おわりに
ISBN(13)、ISBN 978-4-8461-2014-6   4-8461-2014-7
書誌番号 1113806365
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113806365

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