京都学派とマルクス主義 --
勁草書房 -- 2020.8 -- 22cm -- 306,15p

資料詳細

タイトル 日本教育学の系譜 続
各巻タイトル 京都学派とマルクス主義
出版 勁草書房 2020.8
大きさ等 22cm 306,15p
分類 371.21
件名 教育学-日本-歴史-明治以後 , 京都学派の哲学 , 社会主義と教育
注記 索引あり
内容 内容:日本教育学をめぐるパースペクティブの位相 矢野智司著. 大正新教育のなかの西田幾多郎 矢野智司著. 京都学派における「形成」概念の諸相と教育 森田伸子著. 死者との実存協同と世代継承的公共性 田中毎実著. 稲富榮次郎の教育哲学と現代教育学への影響=作用 小笠原道雄著. 戦後日本におけるソヴィエト教育学の受容 森田尚人著
内容紹介 昭和前期の教育学について、京都学派とマルクス主義を思想軸に、個々の哲学者・教育学者の思想形成に作用した時代の特質を描き出す。主に西田幾多郎、田邊元、木村素衛、稲富栄次郎らの思想と、ソヴィエト教育学の受容に関して検討を行う。
要旨 わが国の教育学説の歴史を、「京都学派」と「マルクス主義」という二つの軸をもとに探究する。西田幾多郎・田邊元らを中心とする京都学派の哲学と、マルクス主義との多様で重層的な関係を捉えるとともに、それらを伏流とする近代日本の教育学説史・思想史を再検討する。
目次 日本教育学をめぐるパースペクティブの位相―京都学派とマルクス主義を軸にして見える教育学説史・思想史の形;第1部 戦前期の京都学派とその周辺(大正新教育のなかの西田幾多郎―ベルクソン哲学を媒介として;京都学派における「形成」概念の諸相と教育―西田・三木・木村を中心に;死者との実存協同と世代継承的公共性―田邊哲学を臨床的人間形成論として読む);第2部 戦後教育学の原型(稲富榮次郎の教育哲学と現代教育学への影響=作用―ライフヒストリーにみる教育哲学会創設にいたる人間模様;戦後日本におけるソヴィエト教育学の受容―矢川徳光のマルクス=レーニン主義教育学を中心に)
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-25144-5   4-326-25144-1
書誌番号 1113809910
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113809910

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