語り芸の動態史にむけて --
真鍋昌賢 /編著, 延広真治 /〔ほか執筆〕   -- せりか書房 -- 2020.9 -- 21cm -- 335p

資料詳細

タイトル 浪花節の生成と展開
副書名 語り芸の動態史にむけて
著者名等 真鍋昌賢 /編著, 延広真治 /〔ほか執筆〕  
出版 せりか書房 2020.9
大きさ等 21cm 335p
分類 779.15
件名 浪花節-歴史
著者紹介 【真鍋昌賢】大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、北九州市立大学教授。専攻は、メディア文化論、口承文芸研究、民俗学。著書に『浪花節 流動する語り芸-演者と聴衆の近代』(せりか書房、2017)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:うごめく歴史への想像力 真鍋昌賢著. 円朝物の浪曲化 延広真治著. 二代目末広亭辰丸と新派浪花節 馬場美佳著. 近世の講談と浪花節 渡瀬淳子著. 明治~大正期の「女流」浪花節語り 北川純子著. 浪花節の「民俗化」と人形芝居 薗田郁著. 弁士の源流 上田学著. ハワイと南カリフォルニアの日系社会における浪花節 早稲田みな子著. 帝国日本の愛国浪曲 朴英山著. 藤井清水と浪花節 廣井榮子著. SPレコードおよび新聞ラジオ面における浪花節の詞章 細田明宏著. 呼称の変遷と興亡のメカニズム 芦川淳平著. 浪花節の口頭性 時田アリソン著. 浪花節らしさの境界性 諏訪淳一郎著
目次 うごめく歴史への想像力―浪花節史をつかまえるために;第1部 生成の力動―明治期を基点として(円朝物の浪曲化―「安中草三郎」;二代目末広亭辰丸と新派浪花節―語られる「金色夜叉」;近世の講談と浪花節―曽我物語を中心に;明治~大正期の「女流」浪花節語り;浪花節の「民俗化」と人形芝居―西畑人形の節劇をめぐって;弁士の源流―浪花節との関係について);第2部 国民国家時代の流通/越境(ハワイと南カリフォルニアの日系社会における浪花節;帝国日本の愛国浪曲―朝鮮語浪花節の実体をめぐって);第3部 芸術化と大衆化(藤井清水と浪花節;SPレコードおよび新聞ラジオ面における浪花節の詞章―前田節子『壺坂霊験記』を例にして);第4部 現代からの照射―研究資源の掘り起こしにむけて(呼称の変遷と興亡のメカニズム―証言と記録をたどりつつ;浪花節の口頭性―『左甚五郎』ものを中心に;浪花節らしさの境界性―京山幸枝若『野球狂の詩』における音の空間の生成)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7967-0387-1   4-7967-0387-X
書誌番号 1113816122
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113816122

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