あるフランス人記者の記録 --
アンドレ・ヴィオリス /著, 大橋尚泰 /訳   -- 草思社 -- 2020.10 -- 20cm -- 355p

資料詳細

タイトル 1932年の大日本帝国
副書名 あるフランス人記者の記録
著者名等 アンドレ・ヴィオリス /著, 大橋尚泰 /訳  
出版 草思社 2020.10
大きさ等 20cm 355p
分類 210.7
件名 日本-歴史-昭和前期
注記 原タイトル:Le Japon et son empire
注記 著作目録あり 年譜あり 年表あり 索引あり
著者紹介 【アンドレ・ヴィオリス】1870年生まれ。20世紀前半(とりわけ両大戦間)に活躍した女性ジャーナリスト兼ルポルタージュ作家で、社会主義やフェミニズムに惹かれながらも、幾度となく戦争や紛争地域に飛び込み、10冊ほどのルポルタージュ作品を残した。本書はそのうちの1冊で、1932年にフランスの大新聞「ル・プチ・パリジヤン」紙の特派員として来日したときの取材内容をまとめたもの。来日の翌年に刊行され、その後は共産主義に傾倒した。1950年没。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本はどこへ向かっていたのか?満洲事変の翌年、『ル・プチ・パリジヤン』紙の特派員が、若手将校から崇拝の的になっていた荒木貞夫(陸相)他、平沼騏一郎、安部磯雄らと対面し、そのやりとりを含む日本人の肉声を記録したルポに、詳細な注を付した1冊。
要旨 満洲事変の翌年、日本を取材するために来日した「ル・プチ・パリジヤン」紙の特派員アンドレ・ヴィオリスは、当時、若手将校から崇拝の的になっていた荒木貞夫(陸相)のほか、平沼騏一郎、安部磯雄らとも対面し、そのやりとりを含む日本人の肉声を記録したルポを1933年に刊行した。本書はその全訳に詳細な注を付した一冊である。五・一五事件による政党政治の終焉を目の当たりにしたフランス人は、岐路に立つ日本社会をどのように捉えたのか。風雲急を告げる時代の空気を今日に伝える貴重な記録である。
目次 上海から横浜への途上;日本の世論と上海「事変」;日本軍の領地、満洲;多様な顔をもつ東京;国家主義運動はどのようにして生まれ、発展したのか;文民政府に対する軍人の叛乱;軍の謀略と政治家の暗殺;国会議員はどのようにして民衆に愛想を尽かされたのか;時代の寵児たちのもとで;日本の青年将校とは何か、そのめざすものは何か;石垣の内側におられる方;社会主義からファシズムへ;ファシズムと無産政党;ファシズム団体を訪ねまわって;日本の産業の危機;日本の成金;日本の労働者のみじめな境遇;日本の農民の激しい貧困;あふれだす日本人;時期尚早だったクーデターと陸軍省;日本はどこへむかうのか
ISBN(13)、ISBN 978-4-7942-2477-4   4-7942-2477-X
書誌番号 1113822915
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113822915

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公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2067491036 iLisvirtual
金沢 公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2068988350 iLisvirtual