生と死を超えて --
松沢弘陽 /著   -- 岩波書店 -- 2020.11 -- 22cm -- 419,9p

資料詳細

タイトル 福澤諭吉の思想的格闘
副書名 生と死を超えて
著者名等 松沢弘陽 /著  
出版 岩波書店 2020.11
大きさ等 22cm 419,9p
分類 121.6
個人件名 福沢 諭吉
注記 索引あり
著者紹介 1930年神戸市生まれ。学制改革により旧制松本高等学校を1年で修了後、東京大学に進学。同法学部・大学院にて丸山眞男に師事。北海道大学法学部助教授、同教授、国際基督教大学教授、東京女子大学丸山眞男文庫顧問などを歴任。現在、北海道大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:福澤諭吉とヴィクトリア中期Radicalism. 福澤諭吉ロンドンで英国「社中」の「建言書」を読む. 社会契約から文明史へ. 公議輿論と討論のあいだ. 『文明論之概略』成立事情. 『民情一新』覚え書. 天賦人権論争覚え書. 『天賦人権論』の世界. 自伝の「始造」. 『福翁自伝』を読みなおす. 『福翁自伝』校注をめぐって. 福澤諭吉を生きる. 福澤諭吉における方法の問題. 丸山眞男における近・現代批判と伝統の問題
内容紹介 西洋との接触、国民国家の構想と文明の始造、天賦人権論争、自伝の刊行…。激動の時代を生きた福澤諭吉は、生涯を通じて何を目指して闘い、後世に何を託したのか。その思想的展開を辿り、畢生の願いを浮かび上がらせた、日本政治思想史の泰斗による福澤論集。
要旨 近代日本の思想的礎を築いた福澤諭吉。西洋文明との接触、国民国家の構想、自由民権運動と天賦人権論争、そして「老余の半生」の終わりに刊行した渾身の自伝…。一身にして二生を経る激動の時代を生きた福澤は、生涯を通じて何を目指して闘ったのか。天国も死後の生も信じなかった福澤が後世に託したものは何か。福澤の思想的格闘を辿り、その意味を徹底的に追究した労作。
目次 第1部 福澤諭吉の西洋経験(福澤諭吉とヴィクトリア中期Radicalism―『福翁自伝』を手がかりに;福澤輸吉ロンドンで英国「社中」の「建言書」を読む―「福田作太郎筆記・欧羅巴行御用留」文書の校注と検討);第2部 国民国家形成の構想(社会契約から文明史へ―福澤諭吉の初期国民国家形成構想・試論;公議輿論と討論のあいだ―福澤諭吉の初期議会政観;『文明論之概略』成立事情;『民情一新』覚え書―官民調和論との関係において);第3部 天賦人権論と福澤諭吉(天賦人権論争覚え書;『天賦人権論』の世界);第4部 『福翁自伝』を読む(自伝の「始造」―独立という物語;『福翁自伝』を読みなおす―私にとっての福澤諭吉;『福翁自伝』校注をめぐって);第5部 福澤諭吉の読まれ方(福澤諭吉を生きる;福澤諭吉における方法の問題―『福沢諭吉の哲学 他六篇』解説;丸山眞男における近・現代批判と伝統の問題)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061435-1   4-00-061435-5
書誌番号 1113829936
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113829936

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