赤坂憲雄 /著   -- 春秋社 -- 2020.11 -- 20cm -- 381p

資料詳細

タイトル 民俗知は可能か
著者名等 赤坂憲雄 /著  
出版 春秋社 2020.11
大きさ等 20cm 381p
分類 380.4
件名 民俗学
著者紹介 1953年、東京生まれ。専攻は民俗学・日本文化論。学習院大学教授。東京大学文学部卒業。『岡本太郎の見た日本』(岩波書店)でドゥマゴ文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)受賞。『異人論序説』『排除の現象学』(ちくま学芸文庫)など著書多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:民俗知を宿した言葉たち. 詩藻と思想とが交わる場所へ. くだもののお礼は、その先へ. 聞き書きと私小説のあいだ. 水俣から、福島の渚へ. もうひとつの旅学、日本へ、神秘へ. 太郎と旅、東北をめぐって. 前衛と生活のはざまに、旅があった. 婆たちの発見の書. 太陽の塔. 無縁という背理の時間. 重戦車の孤独. 無主・無縁のフォークロアは可能か. 『日本論の視座』を読みなおす. 網野史学、その第二楽章がはじまった. 東アジア内海世界は可能か. 文字と権力と歴史と. 故郷のゆくえ. 生々しい肉声が聞こえてくる. 『忘れられた日本人』を読みなおす. 世間師という場所. 耳のある情景. 『山に生きる人びと』を読みなおす. 風景を作る思想をもとめて. 島の資源をいかに発見するか ほか9編
内容紹介 石牟礼道子、岡本太郎、網野善彦、宮本常一、柳田国男。彼らは、何を見て何を掴もうとしたのか。水俣と福島から、山海の文化、文字と権力の歴史まで。私たちにつながる民俗知の水脈をほりおこす。
要旨 人々が古来から育んできた習俗をめぐって交わされてきた民俗知をめぐる対話。石牟礼道子、岡本太郎、網野善彦、あるいは宮本常一、柳田国男まで、偉大な先人の軌跡を丹念にたどり、民俗知の可能性について語る珠玉の論集。
目次 序章 民俗知を宿した言葉たち;第1章 石牟礼道子―苦海のほとりから(詩藻と思想とが交わる場所へ;くだもののお礼は、その先へ;聞き書きと私小説のあいだ;水俣から、福島の渚へ);第2章 岡本太郎―泥にまみれた旅へ(もうひとつの旅学、日本へ、神秘へ;太郎と旅、東北をめぐって;前衛と生活のはざまに、旅があった;婆たちの発見の書;太陽の塔―神秘と生活のあわいに);第3章 網野善彦―無主・無縁とはなにか(無縁という背理の時間;重戦車の孤独;無主・無縁のフォークロアは可能か;『日本論の視座』を読みなおす;網野史学、その第二楽章がはじまった;東アジア内海世界は可能か―網野善彦とブローデル『地中海』をめぐって;文字と権力と歴史と);第4章 宮本常一―故郷と風景をめぐって
ISBN(13)、ISBN 978-4-393-42461-2   4-393-42461-1
書誌番号 1113833725
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113833725

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