ブフォン論争の功罪 --
内藤義博 /著   -- 水声社 -- 2020.12 -- 22cm -- 318p

資料詳細

タイトル 変貌するフランス・オペラ
副書名 ブフォン論争の功罪
著者名等 内藤義博 /著  
出版 水声社 2020.12
大きさ等 22cm 318p
分類 766.1
件名 歌劇-フランス-歴史-18世紀
注記 文献あり
著者紹介 1955年、鳥取県に生まれる。関西大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。専攻は18世紀フランス文学。主な著書に『ルソーの音楽思想』(駿河台出版社、2002年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 なぜ、ブフォン論争はかくも騒々しい論戦を繰り広げたのか?論争中に出版された60余冊のパンフレットを渉猟し、グリム、ダランベール、ディドロ、そしてラモーまで、喧しい論戦をかき分けてブフォン論争の全容を明らかにする。
要旨 政治的危機が頂点に達した1752年、オペラ座を席巻した“オペラ・ブッファ”ブームは、パリ音楽界を二分し、イタリア・オペラ讃美派対フランス・オペラ擁護派の「ブフォン論争」を巻き起こす。両陣営のパンフレットが政治色を強めるなか、ルソーの放った一矢によって論争は思わぬ展開を迎える…グリム、ダランベール、ディドロ、そしてラモーまで、喧しい論戦をかきわけて、その全容を明らかに。なぜ、ブフォン論争はかくも騒々しい論戦を繰り広げたのか?論争中に出版された六十余冊のパンフレットを渉猟し、フランス音楽=保守派対イタリア音楽=革新派という構図の歴史性を浮かび上がらせ、ルソーの「旋律の統一性」概念を停滞するフランス・オペラに新風を吹き込む理論として検証し、錯綜する論争に脈絡をつけ、その歴史的意義を問い直す。
目次 第1部 前史(フランス音楽とイタリア音楽の論争;リュリ派とラモー派の論争;「オンファル」論争;ブフォン論争にいたる政治状況);第2部 ブフォン論争(ブフォン論争勃発;フランス音楽派の反撃;ブフォン論争前半戦のまとめ;ルソーの宣戦布告;怒涛の反論;論争文書としてのルソーのパンフレット);第3部 音楽美学(ルソーの音楽美学―旋律の統一性;ダランベールの音楽美学;グリムの音楽美学;ディドロの音楽美学)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0537-2   4-8010-0537-3
書誌番号 1113841679
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113841679

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