増訂版 --
三木雅博 /著   -- 勉誠出版 -- 2020.12 -- 22cm -- 448,35p

資料詳細

タイトル 和漢朗詠集とその享受
版情報 増訂版
著者名等 三木雅博 /著  
出版 勉誠出版 2020.12
大きさ等 22cm 448,35p
分類 919.3
件名 和漢朗詠集
注記 初版:勉誠社 1995年刊
注記 索引あり
著者紹介 1954年和歌山県生まれ。大阪市立大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。梅花女子大学文化表現学部日本文化学科教授。博士(文学)。専門は日中比較文化、平安朝文学。著書に『平安詩歌の展開と中国文学』(和泉書院、1999年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:『和漢朗詠集』研究史の沿革と本書. 『和漢朗詠集』全般の構成. 『和漢朗詠集』上巻四季部の構成. 『和漢朗詠集』下巻雑部の構成. 『和漢朗詠集』八月十五夜・月部の構成. 『和漢朗詠集』の部立「白」に関する考察. 『和漢朗詠集』帝王・親王・丞相部の所収和歌をめぐって. 『和漢朗詠集』の享受と諸写本の本文形態の相違. 『和漢朗詠集』古写本における佳句本文の改変をめぐって. 『和漢朗詠集』古写本における和歌本文の異同と部立の配列. 『和漢朗詠集』博士家写本の解読. 院政期における和漢朗詠集注釈の展開. 『和漢朗詠集私注』の方法. 『和漢朗詠集私注』の変貌. 鎌倉前期における和漢朗詠集注釈の展開. 朗詠注における説話. 『千載佳句』の部門の構成に関する考察. 『和漢朗詠集』所引唐人賦句雑考
内容紹介 『和漢朗詠集』の成立と享受を論じることにより、和の世界が有していた流れと漢の世界からもたらされた流れが交錯し、新しい流れが生み出されていく我が国の文化の創造の過程で現れた、一つの典型的な現象を明らかにしていく。
目次 第1篇 『和漢朗詠集』の構成(『和漢朗詠集』全般の構成―『古今集』をはじめとする勅撰和歌集との関連において;『和漢朗詠集』上巻四季部の構成―先行詞華集との関連において;『和漢朗詠集』下巻雑部の構成―先行詞華集との関連において;『和漢朗詠集』八月十五夜・月部の構成―都の月・他郷の月;『和漢朗詠集』の部立「白」に関する考察―『朗詠集』の構成と周辺の資料から;『和漢朗詠集』帝王・親王・丞相部の所収和歌をめぐって―『古今集』序、同序古注(公任注)とのかかわりを視野において);第2篇 『和漢朗詠集』の本文(『和漢朗詠集』の享受と諸写本の本文形態の相違;『和漢朗詠集』古写本における佳句本文の改変をめぐって;『和漢朗詠集』古写本における和歌本文の異同と部立の配列―春部末の「藤」「躑躅」「款冬」の部立を中心に;『和漢朗詠集』博士家写本の解読―学的情報としての注記の「読み取り」);第3篇 『和漢朗詠集』の享受と古注釈(院政期における和漢朗詠集注釈の展開―『朗詠江注』から『和漢朗詠集私注』へ;『和漢朗詠集私注』の方法;『和漢朗詠集私注』の変貌―平安末期から室町期にかけての『和漢朗詠集』;写本の動向と関連して;鎌倉前期における和漢朗詠集注釈の展開―『和漢朗詠集私注』から『和漢朗詠集永済注』『和漢朗詠註抄』へ;朗詠注における説話);附篇(『千載佳句』の部門の構成に関する考察―冒頭の四時部を対象として;『和漢朗詠集』所引唐人賦句雑考―出処と享受の問題を中心に)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-29202-9   4-585-29202-0
書誌番号 1113846615
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113846615

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