オリエンタリズムと〈裏返しのオリエンタリズム〉の間 --
岡崎弘樹 /著   -- 東京大学出版会 -- 2021.1 -- 22cm -- 289,82p

資料詳細

タイトル アラブ近代思想家の専制批判
副書名 オリエンタリズムと〈裏返しのオリエンタリズム〉の間
著者名等 岡崎弘樹 /著  
出版 東京大学出版会 2021.1
大きさ等 22cm 289,82p
分類 311.227
件名 政治思想-イスラム圏-歴史-近代 , 専制政治
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1975年生まれ、広島で育つ。2000年 一橋大学社会学部卒業。2016年 パリ第3大学アラブ研究科博士課程修了。社会学博士。現在 日本学術振興会特別研究員(PD)、京都大学や大阪大学ほかで非常勤講師。専門はアラブ近代政治思想ならびにシリアの政治文化研究。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:問題の所在-独自性論批判. 独自性論の背景. ムハンマド・アブドゥにおける二つの認識体系. 観念化する専制批判. アディーブ・イスハークにおける自由と専制主義. 進化論的アプローチによるアラブの専制批判. アブドゥッラー・ナディームにおける〈金持ちの専制〉批判. 『専制の性質』再考. ナフダ時代の専制批判から学ぶもの
内容紹介 アラブ・イスラームにおける専制主義をめぐってナフダ(復興)第二世代と呼ばれる思想家たちは、近代を模索するアラブ世界をいかにとらえていたのか。自由や民主主義を希求し、現在にも連なる開かれた知を求める思想の展開を明らかにする。
目次 問題の所在―独自性論批判;第1部 「公正な専制者」からメカニズムの理解へ(独自性論の背景―ナフダ第一世代までの専制批判;ムハンマド・アブドゥにおける二つの認識体系―「公正な専制者」の概念の再検討;観念化する専制批判―アラブ亡命知識人の源流;アディーブ・イスハークにおける自由と専制主義―新しき政治規範と抑圧のシステム);第2部 専制システムの解体理論(進化論的アプローチによるアラブの専制批判―シブリー・シュマイイルの思想を中心に;アブドゥッラー・ナディームにおける“金持ちの専制”批判―国民的団結を求めて;『専制の性質』再考―西欧の影響とアラブの共通精神);結論 ナフダ時代の専制批判から学ぶもの
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-026169-2   4-13-026169-X
書誌番号 1113849851
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113849851

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