美術と精神医学の交差 --
古川真宏 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2021.3 -- 20cm -- 287,67p

資料詳細

タイトル 芸術家と医師たちの世紀末ウィーン
副書名 美術と精神医学の交差
著者名等 古川真宏 /〔著〕  
出版 みすず書房 2021.3
大きさ等 20cm 287,67p
分類 702.346
件名 芸術-オーストリア-ウィーン-歴史 , 精神医学 , 芸術と医学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1981年青森県生まれ。国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。専門は、世紀末ウィーンを中心とした西洋美術史、美学。京都造形芸術大学、大阪成蹊大学等で非常勤講師。共著に『ウィーン 総合芸術に宿る夢』(竹林舎、2016年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:クリムト的女性像. 世紀末ウィーンのホワイト・キューブ. 浮薄なる様式. 装飾とセクシュアリティ. 肖像としての人形. アルフレート・クービンにおける夢と記憶
内容紹介 19‐20世紀転換期のウィーンで花開いた「世紀末ウィーン」と精神分析。価値観をゆるがすふたつの文化が同時に興ったのは、偶然ではない。気鋭の美学研究者が、西洋美術史における「モデルネ」の分析に挑む、清新な世紀末ウィーン論。
要旨 クリムトの女性像とヒステリーの身体表象、ロースの無装飾とセクシュアリティ、ココシュカの人形絵画と投影…作品と精神医学の影響関係を跡づける清新な論考。気鋭の美学研究者が西洋美術史における“モデルネ”の分析に挑む、清新な世紀末ウィーン論。
目次 第1部 身体と空間(クリムト的女性像―ヒステリー的ファム・ファタルと神経衰弱的ファム・フラジール;世紀末ウィーンのホワイト・キューブ―分離派館とプルカースドルフ・サナトリウム);第2部 様式と装飾―「退廃」と「進化」(浮薄なる様式―スタイルとしてのモード;装飾とセクシュアリティ―分離派とアドルフ・ロースの装飾観);第3部 トラウマとトラウム(肖像としての人形―オスカー・ココシュカのアルマ人形をめぐる一考察;アルフレート・クービンにおける夢と記憶―一九〇九年から一九三〇年代の作品と言説を中心に)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08985-8   4-622-08985-8
書誌番号 1113862212
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113862212

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 702.3 一般書 利用可 - 2070345920 iLisvirtual