私たちはみな同類だと想像し、同類になる勇気をもとう --
レジャーヌ・セナック /著, 井上たか子 /訳   -- 勁草書房 -- 2021.4 -- 20cm -- 141,5p

資料詳細

タイトル 条件なき平等
副書名 私たちはみな同類だと想像し、同類になる勇気をもとう
著者名等 レジャーヌ・セナック /著, 井上たか子 /訳  
出版 勁草書房 2021.4
大きさ等 20cm 141,5p
分類 367.235
件名 女性問題-フランス , フェミニズム-フランス
注記 原タイトル:L’EGALITE SANS CONDITION
注記 著作目録あり 索引あり
著者紹介 【レジャーヌ・セナック】フランス国立科学研究センターCNRS・パリ政治学院政治学研究センター研究主任Cevipof研究主任。2013年から2019年まで女男平等高等評議会HCEfhのパリテ部門代表。著書に『パリテLa Parite』(PUF社、クセジュ文庫、2008年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 経済的、社会的メリットになる限りでの平等?そんな条件つきの平等はいらない。特異性(差異)が差別を正当化する方法を見つけ、構造を変えることで、特異性のただなかで特異性を表明しつつ、皆が同類で条件なしに平等であるあり方を探る。
要旨 フランス共和国の標語「自由・平等・友愛」は、実は「兄弟=白人男性」たちが「兄弟ではない者=非男性、人種化された者」たちへの差別を再生産する構造を隠しもつ「神話」でしかない。特異性(差異)が差別を正当化する方法を見つけ、構造を変えることで、特異性のただなかで特異性を表明しつつ、皆が同類で平等であるあり方を探る。
目次 序論 同類だと想像する勇気をもつこと;第1章 平等対フラテルニテ(フラテルニテ―平等な共和国という物語の中心で見えていないもの;連帯に対抗するフラテルニテ;非・混在の空間―どこが恥知らずなのか?);第2章 平等対自由(#MeTooと#BalanceTonPorc―被害を受けた「私」が、連帯する「私たち」/「あなたたち」になるとき;私たちに自由を押しつけないで、平等があれば自由になれるから;アーティストの不平等な自由と責任―メネル・イブティセム対オレルサン);第3章 平等対平等神話(他者性のフェミニズム―近代性の陰に隠された撞着語法;「フランス流の」平等は神話にすぎない;フラテルニテから、そして市場から解放された平等のために);結論 遊牧的空間における条件なき平等に向けて
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-65428-4   4-326-65428-7
書誌番号 1113873732
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113873732

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