漱石のみた風景 -- 近代文学研究叢刊 --
鳥井正晴 /編, 宮薗美佳 /編, 古浦修子 /編   -- 和泉書院 -- 2021.3 -- 22cm -- 675p

資料詳細

タイトル 『倫敦塔』論集
副書名 漱石のみた風景
シリーズ名 近代文学研究叢刊
著者名等 鳥井正晴 /編, 宮薗美佳 /編, 古浦修子 /編  
出版 和泉書院 2021.3
大きさ等 22cm 675p
分類 910.268
件名 倫敦塔
個人件名 夏目 漱石
注記 布装
著者紹介 【鳥井正晴】現在、相愛大学名誉教授。学会、近代部会代表(平成2年4月~平成26年3月)、阪神近代文学会代表(平成11年9月~平成14年12月)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「『倫敦塔』の言語現象」特徴的な言語現象と「御殿場の兎」 木村澄子著. 帝国と観光 松下浩幸著. 夏目漱石「倫敦塔」論 宮薗美佳著. 「余」の紡いだ〈英国〉 木谷真紀子著. 「倫敦塔」再考 廣橋香文著. 『倫敦塔』の時間と空間 古浦修子著. 「倫敦塔」への道 長島裕子著. 「帝國文學」第拾壹卷第壹影印〈抜粋〉. 「倫敦塔」をめぐる書簡 長島裕子著. 『倫敦塔』論の前提 鳥井正晴著. 『倫敦塔』研究史 仲秀和著. 『倫敦塔』研究文献目録 村田好哉著. ウォルター・スコットの明治と漱石 野網摩利子著. 机上鼎談-編集のこと・論評- 鳥井正晴述 宮薗美佳述 古浦修子司会. 机上インタビュー 木谷真紀子述 鳥井正晴司会. 『『漱石作品』論集風景シリーズ』始末記 編集委員会著
内容紹介 作家・夏目漱石の出発を告げる短篇小説『倫敦塔』を味わい尽くす論集。気鋭の研究者による多彩な論攷9本に加え、研究史と研究文献目録、評釈、机上鼎談を付す。『倫敦塔』研究の可能性を呈出する1冊。
要旨 極上ワインのように、醸成され尽くした最高位の『倫敦塔』論7編を収録。掲載紙「帝國文學」のこと、『倫敦塔』をめぐる漱石自身の12通の「書簡」のこと、長大精密な「評釈」「研究史」「研究文献目録」を収録する。漱石研究の醍醐味を堪能。研究論文もまた愉しい!解説の「鼎談」も熱い!読んで「面白い」、「長いと感じない」、「お買い得」の一冊。作品そのものが読みたくなること、必定の文章群。特別寄稿も1本収録。漱石の天才に、驚愕・乾杯。
目次 1 『倫敦塔』論(「『倫敦塔』の言語現象」特徴的な言語現象と「御殿場の兎」―虚構を可能にしたもの;帝国と観光―「反語」としての「倫敦塔」;夏目漱石「倫敦塔」論―観光「すること」からの離陸;「余」の紡いだ〈英国〉―夏目漱石「倫敦塔」論;「倫敦塔」再考―「余の空想」は誰のものか;『倫敦塔』の時間と空間―「過去」への眼差しを視座として;「倫敦塔」への道―「帝国文学」という発表の場から;「帝國文學」第拾壹卷第壹影印(抜粋);「倫敦塔」をめぐる書簡);2 研究史を踏まえて(『倫敦塔』論の前提―倫敦塔評釈;『倫敦塔』研究史;『倫敦塔』研究文献目録);3 特別寄稿(ウォルター・スコットの明治と漱石);4 机上鼎談―編集のこと・論評(編集のこと;『倫敦塔』論;研究史を踏まえて);5 『『漱石作品』論集 風景シリーズ』始末記
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0994-5   4-7576-0994-9
書誌番号 1113875125
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113875125

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