近代の果てに、人は何を願うのか --
長谷千代子 /編, 別所裕介 /編, 川口幸大 /編, 藤本透子 /編   -- 法藏館 -- 2021.3 -- 22cm -- 394p

資料詳細

タイトル 宗教性の人類学
副書名 近代の果てに、人は何を願うのか
著者名等 長谷千代子 /編, 別所裕介 /編, 川口幸大 /編, 藤本透子 /編  
出版 法藏館 2021.3
大きさ等 22cm 394p
分類 163.04
件名 宗教民族学
著者紹介 【長谷千代子】1970年生まれ。専攻は宗教研究、文化人類学。九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。主な著書に『文化の政治と生活の詩学-中国雲南省徳宏タイ族の日常的実践』(風響社、2007年)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:今、宗教をめぐる何が問題なのか 長谷千代子著. 宗教研究と日本の宗教人類学 田中雅一著. 宗教人類学を歴史化する 長谷千代子著. 宗教的なものが滲出すると感じるのはなぜなのか 矢野秀武著. 儒教と祖先祭祀に見る現代中国の「宗教性」 川口幸大著. 「生態文化」をめぐる政治と宗教 別所裕介著. 聖者になる過程 藤本透子著. コミュニティへの希望と宗教団体 神原ゆうこ著. イギリス、グラストンベリーの女神運動 河西瑛里子著. 戦後慰霊を再考する 西村明著. 日本の人権受容における宗教文化的土台 施光恒著. ヴァナキュラー・スピリチュアリティ 門田岳久著. 台湾における宗教的実践と政治 藤野陽平著. 宗教性の領域で考える 川口幸大著 別所裕介著 藤本透子著
要旨 日本の戦没者慰霊や道徳教育、沖縄の聖地巡礼、イングランドの女神運動、カザフスタンの聖者崇敬、チベットの生態文化、中国の儒教…これらは果たして「宗教」か、あるいは文化的なムーブメントか?今日の世界に滲出する宗教性へ。
目次 今、宗教をめぐる何が問題なのか;第1部 宗教研究の歴史と現在(宗教研究と日本の宗教人類学;宗教人類学を歴史化する―霊的存在をめぐって;宗教的なものが滲出すると感じるのはなぜなのか―霊長類学・道徳心理学・進化生物学による宗教論);第2部 革命思想の経験(儒教と祖先祭祀に見る現代中国の「宗教性」;「生態文化」をめぐる政治と宗教―現代チベットの環境主義運動から;聖者になる過程―カザフスタンにおける近代化の経験とイスラーム;コミュニティへの希望と宗教団体―スロヴァキアにおける社会貢献活動の展開;イギリス、グラストンベリーの女神運動―宗教、フェミニズム、ペイガニズムの狭間で);第3部 日本的経験(戦後慰霊を再考する―政教分離フィルター濾過後の残留宗教性;日本の人権受容における宗教文化的土台;ヴァナキュラー・スピリチュアリティ:沖縄における聖地経験と“地域”のあいだ;台湾における宗教的実践と政治―多義的な日本像を介して);宗教性の領域で考える
ISBN(13)、ISBN 978-4-8318-5718-7   4-8318-5718-1
書誌番号 1113878946
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113878946

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