中世史研究叢書 --
高橋裕文 /著   -- 岩田書院 -- 2021.6 -- 22cm -- 295,21p

資料詳細

タイトル 中世東国の郷村結合と地域社会
シリーズ名 中世史研究叢書
著者名等 高橋裕文 /著  
出版 岩田書院 2021.6
大きさ等 22cm 295,21p
分類 213.104
件名 村落-茨城県-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1948年 茨城県に生まれる。1970年 國學院大学文学部史学科を卒業。茨城県立水戸ろう学校・大子第一高等学校教諭を経て、2008年 東海高等学校を定年退職。2010年 茨城大学大学院人文社会科学研究科修士課程修了。2017年 國學院大学大学院文学研究科博士課程後期修了、博士(歴史学)。現在 茨城県那珂市史編さん専門委員。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:南北朝期円覚寺造営料所化と常陸国小河郷地頭・百姓の闘い. 室町期東国村落における年貢請負契約の成立とその意義. 享徳の乱と鑁阿寺領武蔵国戸守郷. 中世東国の宿の構造と検断職. 戦国期東国の用水普請と郷中談合. 戦国期常陸国信太荘の山野入会地紛争. 戦国期常陸国佐竹領の郷村構造と民衆動向. 戦国期常陸・下総の境目地域における郷村連合の成立. 中世東国村落史のまとめと研究状況
内容紹介 中世後期東国の村落結合の機能を、年貢・勧農・宗教的結集・農民闘争などの諸側面から解明。村落の内部構造とその重層性を探り、村落どうしの横の連合がどのようになされ、地域社会の形成に果たした基底的役割を確かめ、近世社会への展望を見いだす。
目次 1 年貢をめぐる領主と郷村の対立と契約(南北朝期円覚寺造営料所化と常陸国小河郷地頭・百姓の闘い―「指出」拒否と地頭・百姓との関係において;室町期東国村落における年貢請負契約の成立とその意義―熊野那智山覚園寺領常陸国酒依荘・郷);2 郷と宿の構造と機能(享徳の乱と鑁阿寺領武蔵国戸守郷―用水・減免・戦乱について;中世東国の宿の構造と検断職―常陸国新治郡田宮宿を中心に);3 用水と入会地の管理と紛争(戦国期東国の用水普請と郷中談合―武蔵・甲斐・下総・陸奥を事例に;戦国期常陸国信太荘の山野入会地紛争―土岐氏権力と郷村の自力救済);4 郷村の鎮守と地域的結合(戦国期常陸国佐竹領の郷村構造と民衆の動向―殿原・おとな・百姓・家風;戦国期常陸・下総の境目地域における郷村連合の成立―豊田郡宗任神社の「御水帳」の分析を通して);中世東国村落史のまとめと研究状況
ISBN(13)、ISBN 978-4-86602-120-1   4-86602-120-9
書誌番号 1113889296
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113889296

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