史料に語らせよう -- 東方選書 --
大澤正昭 /著   -- 東方書店 -- 2021.7 -- 19cm -- 279p

資料詳細

タイトル 妻と娘の唐宋時代
副書名 史料に語らせよう
シリーズ名 東方選書
著者名等 大澤正昭 /著  
出版 東方書店 2021.7
大きさ等 19cm 279p
分類 367.222
件名 女性-中国-歴史-唐時代 , 女性-中国-歴史-宋時代
著者紹介 1948年仙台市生まれ。1970年京都大学文学部史学科東洋史学専攻卒業。1975年同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1997年京都大学博士(農学)。専門は中国前近代史、農業史、唐宋時代の社会史。奈良大学文学部講師、埼玉大学教養学部助教授、上智大学文学部教授などを経て、名誉教授。現在(公財)東洋文庫研究員。主な著書:『陳〓農書の研究』(農山漁村文化協会)、『唐宋変革期農業社会史研究』(汲古書院)、『唐宋時代の家族・婚姻・女性』(明石書店)、『南宋地方官の主張』(汲古書院)、共著『主張する〈愚民〉たち』(角川書店)、共編著『春耕のとき――中国農業史研究からの出発』(汲古書院)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:働く女たち. 女が三度も結婚するとは!. 無能な夫を持つ妻は……. 「酢を飲む」妻と恐妻家. 女親分もいた. 娘たちに遺産はいらない?. 唐宋時代は何人家族?
内容紹介 「男耕女績(織)」といわれるが、女性も農作業や商売に従事していたし、一家を支え、地方豪民の親分になることもあった。統計ではない史料から抽出した家族規模からは何がわかるだろう。唐代、宋代の妻と娘の生き方を例に示す、女性史・社会史研究入門書。
要旨 「男耕女績(織)」といわれるが、女性も農作業や商売に従事していたし、一家を支え、地方豪民の親分になることだってあった。恐妻家エピソードは笑い話ではなく、嫉妬を武器にみずからの地位を守ろうとする妻の真剣な抵抗ではなかったか。統計ではない史料から抽出した家族規模からはどんなことがわかるだろう。歴史のなかで、名前やときには存在すら見えなくなっている女性の姿をどうとらえ、実像にせまっていくのか。史料の選択と扱い方を唐代、宋代の妻と娘の生き方を例に示す女性史・社会史研究入門書。先行研究ガイドつき。
目次 1章 女が三度も結婚するとは!―南宋の裁判記録から;2章 無能な夫を持つ妻は…―『袁氏世範』の女性観;3章 「酢を飲む」妻と恐妻家―唐宋時代の「小説」史料から;4章 女親分もいた―南宋豪民の実態;5章 娘たちに遺産はいらない?―女性に関わる「法」と現実;終章 唐宋時代は何人家族?―史料から数値を読み取る
ISBN(13)、ISBN 978-4-497-22110-0   4-497-22110-5
書誌番号 1113892737
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113892737

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