原爆七五年の五五か国・地域の報道 -- 広島市立大学国際学部叢書 --
井上泰浩 /編著, 大場静枝 /〔ほか〕執筆   -- 中央公論新社 -- 2021.7 -- 20cm -- 339p

資料詳細

タイトル 世界は広島をどう理解しているか
副書名 原爆七五年の五五か国・地域の報道
シリーズ名 広島市立大学国際学部叢書
著者名等 井上泰浩 /編著, 大場静枝 /〔ほか〕執筆  
出版 中央公論新社 2021.7
大きさ等 20cm 339p
分類 319.8
件名 原子爆弾投下(1945広島市) , ジャーナリズム-歴史
注記 索引あり
著者紹介 【井上泰浩】広島市立大学国際学部教授。情報通信学会評議員。全国紙記者などを経て現職。ミシガン州立大学博士課程修了(Ph.D.メディア学)。専門はメディアの社会政治的影響、情報通信と社会、米ジャーナリズム。主な著書は『アメリカの原爆神話と情報操作―「広島」を歪めたNYタイムズ記者とハーヴァード学長』(朝日新聞出版、2018年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 何百万もの人命を救った救世主なのか、無差別に市民を殺戮した戦争犯罪なのか。日本では非人道的とされる原爆は国によって捉え方が異なる。広島を襲った惨劇を伝える、2020年夏の各国の主要紙の論調を比較分析し、原爆理解の多様性を検証する。
要旨 何百万もの人命を救った救世主なのか、無差別に市民を殺戮した戦争犯罪なのか。五大陸、一九四紙―広島への原爆攻撃をめぐる報道を精緻に分析。今なお認識・評価が対立する前例のない惨劇を世界のメディアはどう伝えているのか。
目次 救いなのか、大虐殺なのか―世界の原爆史観;アメリカ―ニューヨーク・タイムズと原爆神話の変化、根づいた人命救済;イギリス、カナダ、オーストラリア―世論転換と「敵国日本」の記憶;フランス―核抑止力と核兵器廃絶のはざまで;ドイツ、オーストリア、スイス(ドイツ語圏)―記憶の政治と原爆・原発の類似性;スペインの回想と糾弾報道、イタリアの忘却;中国、台湾、香港―世論と政府の核政策の反映;韓国―「封じ込め」対「共通の安全」における原爆史観;ラテンアメリカ―非核地帯化構想と批判的報道;中東アラブ―“現代の広島”における関心と苛立ち;ロシア、北欧、アジア、アフリカ;原爆報道にみる「核のタブー」;核兵器禁止条約と人道的・段階的アプローチ―「核被災の語り」が拓く人新世の未来
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-005452-5   4-12-005452-7
書誌番号 1113893021
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113893021

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