歴史論集 3 -- 岩波現代文庫 -- 学術
成田龍一 /著   -- 岩波書店 -- 2021.7 -- 15cm -- 425p

資料詳細

タイトル 危機の時代の歴史学のために
副書名 歴史論集 3
シリーズ名 岩波現代文庫 学術
著者名等 成田龍一 /著  
出版 岩波書店 2021.7
大きさ等 15cm 425p
分類 201.04
件名 歴史学
内容 内容:記憶せよ、抗議せよそして、生き延びよ. 歴史学の「逆襲」……. 危機の時代の歴史学と歴史学の危機. 「3・11」を経た歴史学. 「被爆」と「被曝」をつなぐもの. 人間的想像力と歴史的記憶. 高崎宗司『定本「妄言」の原形』をめぐって. 「帝国責任」ということ. 新しい歴史家たちよ、目覚めよ. 「東アジア史」の可能性. 歴史認識と女性史像の書き換えをめぐって. 上野千鶴子と歴史学の関係について、二、三のこと. 性暴力と近代日本歴史学. 「歴史」が語られる場所. 「通史」という制度. 「歴史」を教科書に描くということ. 「教科としての歴史」との対話. 「戦後歴史教育」の実践について. 次世代に「知」を伝えるということ
内容紹介 「歴史の消去」が進行する現在という時代の危機と、歴史学そのものの危機的状況。二重の問題意識のもと、歴史学と社会との関係を改めて問い直す。近年の「歴史批評」を集成する現代文庫オリジナル版。
要旨 新たな歴史認識へ!グローバリゼーションがもたらす現在の危機と、歴史学の危機―二重の危機を見据えながら、歴史学の可能性を模索する。3・11の経験、東アジアの歴史問題、ジェンダーからの問いかけ、歴史教育の現場に、歴史学はどう向き合うのか。近年の「歴史批評」を集成する現代文庫オリジナル版。
目次 問題の入口「危機」を見据える(記憶せよ、抗議せよ そして、生き延びよ―井上ひさしのことばから;歴史学の「逆襲」… ほか);1 3・11以後―「核時代の歴史学」へ(「3・11」を経た歴史学―歴史学は災害にどう向き合ってきたのか;「被爆」と「被曝」をつなぐもの―井上光晴『西海原子力発電所/輸送』をめぐって);2 東アジアのなかの歴史学(人間的想像力と歴史的記憶;高崎宗司『定本「妄言」の原形』をめぐって ほか);3 ジェンダーと歴史認識(歴史認識と女性史像の書き換えをめぐって―近現代日本を対象に;上野千鶴子と歴史学の関係について、二、三のこと ほか);4 “歴史の知”の環境―歴史学・歴史教育・メディア(「歴史」が語られる場所;「通史」という制度―「戦後歴史学」の風景のなかで ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-600434-7   4-00-600434-6
書誌番号 1113893422
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113893422

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