ジョージ・W・M・レノルズ /著, 夏来健次 /訳   -- 国書刊行会 -- 2021.7 -- 22cm -- 643p

資料詳細

タイトル 人狼ヴァグナー
著者名等 ジョージ・W・M・レノルズ /著, 夏来健次 /訳  
出版 国書刊行会 2021.7
大きさ等 22cm 643p
分類 933.6
注記 原タイトル:Wagner,the Wehr‐Wolf
著者紹介 【ジョージ・W・M・レノルズ】1814年イギリスのケント州サンドウィッチ生、1879年没。ヴィクトリア朝期の大衆小説家・雑誌編集者・社会運動家。若年時フランスにわたり、帰国後ロンドンで安価な通俗小説(ペニー・ドレッドフル)の人気作家となった。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1516年、ドイツ。漆黒の夜、ヴァグナーは見知らぬ人物の訪問を受け、奇怪なる契約を交わす。それは若さと美貌、富と不死の命を手に入れる代価として狼に変身する運命を背負うというものであった…。ゴシック・ロマンスの後裔ともいうべき波瀾万丈の物語。
要旨 1516年、ドイツ“黒き森”。嵐が吹きすさび、あたり一面を異様な轟音が覆いつくす漆黒の夜、老醜の境にあるヴァグナーは見知らぬ人物の訪問を受け、奇怪なる契約を交わす。それは、若さと美貌、富と不死の命を手に入れる代価として狼に変身する運命を背負うというものであった。それからおよそ5年後、フィレンツェでも指折りに大きな城館の、贅を尽くした家具調度の揃う一室で、リヴェロラ伯爵アンドレアは死の牀にあった。父に寄り添う二人の姉弟ニシダ姫とフランシスコに伯爵は、自らとリヴェロラ家にかかわる秘密を明らかにしてくれるものが収められているという秘密の衣裳室の鑰を渡し、フランシスコが婚姻を果たすその日に扉をあけるよう遺言を残して息絶える。父の死を看取り二人はそれぞれの寝所に戻るが、ほどなくして、艶やかな黒い瞳に不吉とも言える異様な光を宿らせたニシダ姫は、フランシスコの部屋に忍びこんで鑰を盗みだし、秘密の衣裳室へ歩を進めていく。数日後、伯爵の葬儀が執り行なわれ、そこに若さを取り戻したヴァグナーの姿があった―交錯する愛憎と怨恨、野望と戦乱、フィレンツェ、コンスタンチノーブル、エーゲ海のロードス島、さらには地中海のいずことも知れぬ孤島を舞台に繰り広げられる、ゴシック・ロマンスの後裔ともいうべき波瀾万丈の物語がここに開幕!
ISBN(13)、ISBN 978-4-336-07109-5   4-336-07109-8
書誌番号 1113894739
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113894739

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