戦後思想史からみる禅文化の諸相 --
飯島孝良 /著   -- ぺりかん社 -- 2021.7 -- 22cm -- 382p

資料詳細

タイトル 語られ続ける一休像
副書名 戦後思想史からみる禅文化の諸相
著者名等 飯島孝良 /著  
出版 ぺりかん社 2021.7
大きさ等 22cm 382p
分類 188.82
個人件名 一休
注記 索引あり
著者紹介 1984年、東京都生まれ。上智大学外国語学部卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、花園大学国際禅学研究所専任講師。専攻、禅文化史・日本宗教思想史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 最も有名な禅僧・一休宗純だが、実像は謎に満ちている。自著『狂雲集』『自戒集』の難解な内容から在世当時から「一休像」は逸話や伝説を通じて語られてきた。太平洋戦争を挟んで目立つようになる「一休像」から戦後日本思想の諸問題を解き明かす1冊。
要旨 室町時代を生きた一休宗純(1394‐1481)の実証研究とその没後に生まれた一休“像”の変遷とをつなぎ、戦後日本における禅文化の追究へ―前田利鎌・芳賀幸四郎・市川白弦・柳田聖山ら「禅」を修めた代表的知識人が、一休を語ろうとしながら、語る側からみた像が提示されてきたその変遷を、戦後思想史の一断面として捉え、“語り”のイメージリーディングの新たな地平を探る。
目次 序論 一休の“像”は如何に形成されてきたか―室町期から戦後日本へ;第1章 一休像の近代的「発見」―前田利鎌の「禅」を手がかりに;第2章 戦後日本における中世禅文化論と一休の像―芳賀幸四郎を中心に;第3章 市川白弦の一休像―「即」の論理の批判的継承として;第4章 二十世紀の「禅学」と一休像―柳田聖山の視座を再考する;補論 「瞎驢辺滅却」をめぐって―一休と臨済禅への研究覚書;終章 禅門と俗世と一休の像―論のむすびとひらき
ISBN(13)、ISBN 978-4-8315-1594-0   4-8315-1594-9
書誌番号 1113896211
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113896211

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