一人ひとりの「語り」と経験の可視化 --
村上靖彦 /編著   -- 明石書店 -- 2021.9 -- 19cm -- 271p

資料詳細

タイトル すき間の子ども、すき間の支援
副書名 一人ひとりの「語り」と経験の可視化
著者名等 村上靖彦 /編著  
出版 明石書店 2021.9
大きさ等 19cm 271p
分類 369.4
件名 児童福祉-日本
著者紹介 大阪大学人間科学研究科教授。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第七大学)。専門は現象学的な質的研究。主な著作に、『母親の孤独から回復する―虐待のグループワーク実践に学ぶ』(講談社選書メチエ)、『ケアとは何か―看護・福祉で大事なこと』(中公新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:すき間と力. 笑いと共感 大塚類著. 発達障害児の母親の生き生きとした語りからその強さを読み解く 遠藤野ゆり著. 語れないこと/語らされること/語ること 永野咲著. 仕切りを外すつながりづくり 佐藤桃子著. つながりをつくる居場所 渋谷亮著. 個別と集団に橋を架ける 久保樹里著. 声は出してないけど、涙ずっと流れてるんですよ。それで、『守ってあげないとな』って思いました 村上靖彦著
内容紹介 社会の中で、福祉制度によってカバーしきれない“すき間・はざま”に置かれる子どもと親をテーマとし、子どもと子育てに絞って記述。特に、障害のある子どもの中でグレーゾーンにいる子どもが陥るすき間と虐待や貧困といった、すき間に焦点を当てる。
要旨 制度の狭間にある困難と支援のダイナミズムを個別の“物語”から読み解く!すべての人は何らかの仕方で典型から外れる個別の事情を抱えており、その個別性において悩み、力を発揮している。誰かの個別の事情は他の人には当てはまらないのだが、まさにそれゆえに(個別の事情を抱えた)他の人を触発しインパクトやヒントを与えるだろう(序章より)。
目次 すき間と力;第1部 すき間にいる人―当事者のリアリティ、エネルギー、ユーモア(笑いと共感―発達障害傾向にある幼児の母親コミュニティの機能;発達障害児の母親の生き生きとした語りからその強さを読み解く;語れないこと/語らされること/語ること―社会的養護のもとで育った若者たちの声);第2部 すき間からの居場所のつくられ方(仕切りを外すつながりづくり―地域の子ども食堂と学習支援の取り組みから;つながりをつくる居場所―放課後等デイサービスにおける支援の論理;個別と集団に橋を架ける―児童養護施設の混乱と言葉の回復;「声は出してないけど、涙ずっと流れてるんですよ。それで、『守ってあげないとな』って思いました」―社会的養護を経験したヤングケアラーAさんの語りから)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-5251-0   4-7503-5251-9
書誌番号 1113905828
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113905828

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